存在感ある大きめの襟付きのように、ユニフォーム好きに支持されるデザインのひとつが胸元の編み上げスタイル。
このレトロ感あるデザインは、度々登場してはユニフォームマニアを楽しませてくれる。
ここではそんな編み上げ・紐付きユニフォームから、かっこいいデザインをご紹介しよう。
マンチェスター・ユナイテッド
マンチェスター・ユナイテッド 1992-94 Umbro ホーム
現在でも高い人気を誇るクラシックスタイルの一着。シャツ全体の透かしプリントが特徴的だった。92-93シーズンからスタートしたプレミアリーグの初代王者に輝いた、記念すべきユニフォームでもある。
アストン・ヴィラ
アストン・ヴィラ 1992-93 Umbro ホーム
首周りの円状デザインが特徴ある一着。英国では上品なユニフォームと評価されることもある。当時の胸スポンサー「Mita Copiers」は日本企業の三田工業(現・京セラドキュメントソリューションズ)だった。
サンプドリア
サンプドリア 1994-95 Asics ホーム
吉田麻也が在籍するサンプドリアにも、かつて編み上げユニフォームを使用した時期があった。世界一の美しさとも評されるブルーのキットにクラシックスタイルが融合した一着は、ユニフォームマニアに根強い人気を誇る。
ローマ
ローマ 1994-95 Asics ホーム
サンプドリアの94-95モデルと同じくAsicsがテクニカルスポンサー。そのためか、ローマも編み上げユニフォームが登場となった。胸スポンサー「Nuova Tirrena(保険会社)」は、この94-95シーズンのみロゴを掲出した。
チベット
チベット代表 2006 Hummel ホーム
Hummelが手掛けたチベット代表ユニフォームには2つの名作が誕生したが、その一つがこの2006年モデル。FIFA非加盟の代表チームによる非公式大会『FIFIワイルドカップ2006』などで着用している。
スウェーデン
スウェーデン代表 1998 adidas ホーム
EURO2000予選などで使用したユニフォーム。編み上げ、襟付き、透かしプリント入りと、ユニフォームマニア垂涎の3要素が揃った一着だ。紐の結び方にヘンリク・ラーションの性格が表れているような...
フランス
フランス代表 1996-97 adidas ホーム
1996年の欧州選手権(EURO96)で使われたユニフォーム。編み上げと襟の組み合せにシビれるマニアは多い。そして、紐にまでトリコロールカラーを施す細かさが素晴らしい!
浦和レッズ
浦和レッズ 2003 Puma ホーム
2001-02モデルに続く編み上げ・第2弾となったユニフォーム。紐の通し方というか、付け方が一風変わったスタイルだった。この年のJリーグ杯では決勝戦で鹿島アントラーズに勝利し、初タイトルを獲得している。
シェフィールド・ユナイテッド
シェフィールド・ユナイテッド 1992-94 Umbro ホーム
最後はちょっと反則的な選出となった。胸元の紐がよほど嫌いなのか、このように完全に取り外して着用した選手も存在。編み上げの意味なし、である。
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