トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督がふたたび頭を丸めたことが話題になっている。
ここでは、サッカー界で剃髪になった名選手たちを取り上げてみる。
GK:ビクトル・バルデス
バルセロナのゴールマウスに君臨した守護神。超人的な反射能力、卓越した足元、ミスにも全く動じない驚異的なメンタルを併せ持つGKだった。キャリア途中から突然丸坊主に。
その他では、ファビアン・バルテズ、ペペ・レイナ、ティム・ハワード、クリスティアン・アッビアーティ、フラッド・フリーデルも剃髪のGKだった。
DF:マルティン・シュクルテル(現イスタンブルBB)
リヴァプールでスロバキアのCB。ほぼ無名の存在だったが、スピードと技術を併せ持つ近代的DFとしてすぐさまレッズの主力に。
なお、現在は普通に髪を伸ばしている。
DF:ヤロスラフ・ラキツキー(現ゼニト)
正確無比の左足を駆使し、守備面以外でも強烈なインパクトを残すウクライナの宝。デビュー時は左SBでその後CBに。
DF:ヤープ・スタム
オランダ史上最高のストッパー。サイボーグのような肉体にスキンヘッドというルックスで相手FWを震え上がらせた。ラツィオ時代には30m走でチームトップクラスのタイムを記録するなど運動能力も抜群。
DF:ロベルト・カルロス
160cmの小柄な身長ながら反則的な身体能力と悪魔的な左足で左サイドを席巻し続けたモンスター。
このほかでは、グリゴリス・ゲオルガトスやポール・コンチェスキーらもスキンヘッドだった
MF:ジネディーヌ・ジダン
「ジズー」の愛称で親しまれ、フランスの将軍として君臨したファンタジスタ。圧倒的なボールスキルとファンタジーは見る者を魅了し、最も完成されたサッカー選手と言っても過言ではない。
MF:フアン・セバスティアン・ベロン
“小さな魔法使い”と呼ばれたアルゼンチンの天才MF。ドリブル、パス、シュート、フリーキックを併せ持つ司令塔として一時代を築いた。
MF:トーマス・グラヴェセン
最恐のスキンヘッド選手といえば、この男かもしれない。エヴァートン時代のリー・カーズリーとの剃髪コンビはある意味伝説。
プレミアリーグを荒らしまくると、レアル・マドリーに引き抜かれることに。クレイジーでやばいやつというイメージがあるが、バリエーションのある長短のパスでゲームも作れ、意外にFKも上手かった。
また、引退後には金融業への賢い投資で総資産は100億円を超えたとも。
その他でいえば、一時のデイヴッド・ベッカム、エステバン・カンビアッソ、イバン・デ・ラーペーニャ、マイケル・ブラッドリー、スコット・ブラウンらも。
FW:ロナウド
“怪物”や“フェノーメノ(超常現象)”と呼ばれた希代のゴールマシーン。異次元のスピードで相手DFが肉離れを起こしたという伝説も。
2002年日韓ワールドカップでは大五郎カットも話題に。バジャドリーのオーナーである現在は髪の毛を伸ばしている。
FW:ティエリ・アンリ
圧倒的なスピードを武器にスペースへ飛び出し、また足元でボールを受ければ巧みなボールコントロールから相手ディフェンスラインを切り裂き一人でゴールを奪った。
自らのサッカー美学にこだわり、単なるゴールでは喜ぶ姿を見せなかった“Mr.Cool”。
FW:アリエン・ロッベン
世界最高峰の“ウイングストライカー”として暴れた最強レフティ。ファン・デル・ファールトが恐ろしいとまで言ったスピードは驚異的で、サッカー史上最速ともいわれる時速を叩き出した。右からカットインにして突き刺す必殺シュートで日本代表も餌食にしている。
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このほかでは、ジャンルーカ・ヴィアリ、アドリアーノらも剃髪のストライカーとして活躍した。