世界各国から選りすぐりのタレントが集まるイングランド・プレミアリーグ。その中で若手がデビューすることは簡単ではない。
今回は『Sportskeeda』から「プレミアリーグのなかで25歳以下のディフェンダーTOP5」をご紹介する。
5位:アーロン・ワン=ビサカ
クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
ここしばらくは厳しい戦いを余儀なくされているが、それをあまり気にしなければワン=ビサカは依然としてプレミアリーグ最高レベルのディフェンダーである。特に1対1の局面においては。
2019年に非常に高額な移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加わり、それから着実に世界への扉を開けてきた。タックル数では2019-20シーズンに最高記録を叩き出しており、守備の面では今も素晴らしい能力を見せている。
しかもまだ23歳という若さだ。あまりさまざまなことをこなすような器用さはないが、チームが合えば絶大な力を発揮するだろう。
4位:ベン・ホワイト
クラブ:アーセナル
2021年夏のマーケットでブライトンからアーセナルに加入したセンターバック。すぐにチームの中心的な存在となり、ミケル・アルテタ監督の信頼を獲得した。
後方からのビルドアップと縦パスを得意としている彼であるが、それだけではなくこれまで加入後5回のクリーンシートを達成しており、周りが適切にサポートすればディフェンス面でも優秀だ。
その1人が右サイドに加入した冨安健洋である。彼がホワイトの隣を固めることにより、さらに力を発揮できる状況が作られる。
3位:リース・ジェームズ
クラブ:チェルシー
チェルシーのアカデミーで育成されたリース・ジェームズは、その頃からプレミアリーグでも屈指のサイドバックになるだろうと予想されていた。やや時間はかかったが、その評判通りの状況になりつつある。
ウィガン・アスレティックへのローン移籍でプロでもやれることを示し、そしてフランク・ランパード監督の下でポジションを獲得。そしてトーマス・トゥヘル監督にも信頼を受け、もはや欠かせない右サイドの存在に。
しかもまだ21歳。まだまだ10年以上トップレベルでプレーすることができるだろう。
2位:ルーベン・ディアス
クラブ:マンチェスター・シティ
昨年の夏にプレミアリーグへとやってきたルーベン・ディアスは、イングランドでの1年目でいきなり大きな影響力を与えた。ジョゼップ・グアルディオラの下で完璧な使われ方をし、2020-21シーズンのシーズン最優秀若手賞を獲得した。
24歳の彼はシティの最終ラインに必要な落ち着きをもたらし、ポゼッションのスタイルともシームレスに適応している。今季もシティのリーグ11試合に全部出場しており、体力的にも素晴らしいものがある。
1位:トレント・アレクサンダー=アーノルド
クラブ:リヴァプール
リヴァプールの右サイドバックを務めるアレクサンダー=アーノルドは、しばしば守備能力の面で疑問が投げかけられるものの、その圧倒的な攻撃力によって批判を覆い隠している。
その攻め上がりからのチャンスメイクは、彼をプレミアリーグで最も扱いにくい選手の1人にしている。後方からすっと出てきて高精度のクロスや鋭いドリブル、裏への飛び出しでゴールに向かう。モハメド・サラーに注意していると、その横から彼が輝きを放つ。
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彼は間違いなくプレミアリーグの25歳以下のディフェンダーで最も優れた存在であろう。