コロナ禍に揺れる中で迎えた2021年。今年の干支は丑(牛)である。
牛といえば一般的には白黒のイメージ。そこで、ここでは格好良い「白黒のユニフォーム」をご紹介したい。
ユヴェントス
ユヴェントス 1995-96 Kappa ホーム
サッカー界の白黒ユニフォームといえば代表格はユヴェントス。この色はイングランドのノッツ・カウンティに由来する。95-96モデルはセリエAとコッパ・イタリアそれぞれの“優勝の証”を胸に付けた。
ノッツ・カウンティ
ノッツ・カウンティ 2020-21 Puma ホーム
ユヴェントスのユニフォームに影響を与えたノッツ・カウンティは、1862年に誕生した世界最古のプロ・サッカーチーム。1870年代から白黒縦じまを使い続けている。
ニューカッスル
ニューカッスル・ユナイテッド 2003-05 adidas ホーム
1894年から白黒縦じまのユニフォームを着ているニューカッスル。03-05モデルは青で彩る胸のスポンサーロゴマークが、ちょっとしたアクセントに。
PAOK
PAOK 2013-14 Nike ホーム
PAOKテッサロニキの名でも知られるこのチームは、伝統的に白黒縦じまをホーム用に使う。13-14モデルはワンポイント的な赤いスウッシュ(Nikeロゴ)が目を引いた。
パルチザン
パルチザン・ベオグラード 2020-21 Nike ホーム
日本代表FW浅野拓磨が所属するパルチザン。1957年にユヴェントスと親善試合を行った際、当時のユーヴェ会長からこの色のユニフォームを贈られ、それ以来この白黒を使い続けているという。
フランクフルト
アイントラハト・フランクフルト 2016-17 Nike ホーム
長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトは、どちらかと言えば赤黒のイメージが強い。この16-17モデルは白黒ストライプをホームに採用してファンを驚かせた。
ボタフォゴ
ボタフォゴ 2019 Topper ホーム
白黒ストライプは、シンプルなエンブレムとともにボタフォゴを象徴するデザインだ。この2019モデルのように、モノクロームのスポンサーロゴマークがよく似合う。
サントス
サントス 2010 Umbro アウェイ
伝統的にアウェイユニフォームに白黒ストライプを使うサントス。ネイマールが着た2010年モデルは、襟付きで細めのストライプがクラシックな雰囲気を醸し出していた。
神戸
ヴィッセル神戸 2004 Asics ホーム
白黒ストライプを使い続けてきた神戸だが、2005年のクラブ体制変更と同時に1stカラーをクリムゾンレッドに変える。よって2004年モデルは白黒デザインの最終年となった。
オランダ代表
オランダ代表 2005 Nike “アンチ・レイシズム”
通常はオレンジ色のユニフォームを着るオランダ代表だが、2005年2月の親善試合(イングランド戦)では人種差別反対キャンペーンの一環で、白黒半々のユニフォームを着用した。
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“Stand up Speak up”と銘打ったこのキャンペーンはNikeが主導して展開し、ポルトガル代表、バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドなどの特別ユニフォームも作られた。