『RMC』は8日、「PSGは次期監督として5名の候補をリストアップした」と報じた。
先日チャンピオンズリーグでレアル・マドリーを相手に敗れ、ベスト16で大会を去ることになったPSG。
記事によれば、すでにPSGの会長ナースル・アル・ハライフィはウナイ・エメリ監督の解任を決め、5名を後任候補として選定したという。
彼がPSGのプロジェクトを任せられると考えた5名の監督とは?
マウリシオ・ポチェッティーノ
現在トッテナム・ホットスパーを率いているポチェッティーノ。若手選手を次々とブレイクさせており、その手腕には高い評価が与えられている。
PSGを長期的にビッグクラブとして成長させるためには、ポチェッティーノは最適な監督であると言えるだろう。
しかし彼とトッテナムの間には深い関係があり、札束で簡単に引き抜くことはできそうもない。
ルイス・エンリケ
昨季までバルセロナを率いていたルイス・エンリケ氏は、チェルシーも狙っていると言われる「大物フリーエージェント」だ。
実現できる可能性は比較的高い選択肢であると考えられており、もちろん教え子であるネイマールやダニ・アウヴェスも所属している。
ただ、その分多くのクラブが引き入れを狙っていると言われており、チェルシーとの奪い合いになると厳しいものがある。
アントニオ・コンテ
ただ、ルイス・エンリケがチェルシーに奪われてしまったとしても、それはアントニオ・コンテがフリーになるということを意味する。
現在クラブとの関係が悪化しているというコンテ氏は、今季限りでチームを離れるのではないかともっぱらの噂だ。
しかし、イタリアサッカー連盟が代表監督として復帰を要請していると言われており、コンテ氏もいつかイタリアに戻りたいという意思を示している。PSGはあまり条件に合うクラブではないようでもある。
カルロ・アンチェロッティ
ルイス・エンリケと並び、現在の「大物フリーエージェント」だ。かつてPSGを率いた経験を持っており、現場も熟知している。候補に上がるのは当然だ。
もしアーセン・ヴェンゲルを解任することがあれば、アーセナルも彼の引き入れに向かうという。
しかし、彼は決してPSGに愛着を持っているような雰囲気はない。そして、「ミラン以外の古巣に戻る」という選択肢を取るようにも見えないのが難点だ。
ディエゴ・シメオネ
シメオネ氏もアーセナルの次期監督として噂されている人物の一人だ。アトレティコ・マドリーでの仕事を見れば、スターをしっかり働かせられる男であることは間違いない。
資金的には引き抜きは可能に思えるが、チームと彼との関係は深く、このところは特に退任するという雰囲気もない。
PSGが彼を誘おうとするならば、ありとあらゆる手段を使っていく必要があるだろう。