デイヴィッド・カヴァデールが、ホワイトスネイクが2022年春から開催するツアーを<フェアウェル・ツアー>と名づけた真意とこの先の計画について語った。
昨年、「リタイアするに相応しい年齢は69歳だ」と発言していたカヴァデールは、先月22日、70歳の誕生日を迎えた。『Appetite For Distortion』ポッドキャストにゲスト出演した彼は、あらためてこう話した。「69歳、2020年のツアーでリタイアする予定だった。ホワイトスネイクのシンガーにとって、終わりを迎えるのに最適な年齢だと思った。でも悲しいことに、それは実現しなかった」
「でも、ワクワクするが、僕はいま、フェアウェル・ツアーの準備をしている。間違いなく、フェアウェル・ツアーだ。僕は70だ。コンディションがいい時でさえ、(ツアーは)身体的に負担がかかる。でも、最後までやり遂げ、みんなに感謝するのはとても重要だ。50年間、僕をサポートしてきてくれた人たちが何百万といる。50年間だよ、スゴイことだ」
「同年輩や知り合いで20回くらい引退ツアーをやってる人はたくさんいる。僕にはその気はない。でも、説明しておかないと。あのレベルでのツアーからリタイアするのは僕、デイヴィッド・カヴァデールだけだ。ホワイトスネイクにはまだ計画がある。僕はCOVIDの間、曲を作ってきた」「ホワイトスネイクの音楽は続く。それを一番、知ってほしい。僕があのレベルでのツアーを止めるだけだ」
ホワイトスネイクの<フェアウェル・ツアー>は2022年5月にアイルランドでスタート。現時点では6月終わりまでのUK/ヨーロッパでの日程が告知されている。シンガー/マルチ・プレイヤーのディノ・ジェルシックがバンドに参加する。
Ako Suzuki