新庁舎落成式の様子
今年8月に工事が完了し、13日から新庁舎で業務をスタートした新潟県妙高警察署(新潟県妙高市)は18日、落成式を同署で開いた。
この日は、新潟県警察の村田達哉本部長、新潟県の佐久間豊副知事、妙高市の入村明市長、上越市の中川幹太市長などが出席、その他の関係者など合わせて40人が参加した。
新潟県警察の村田本部長は「旧庁舎は建築後53年を経過し、老朽化が進んでいた。新庁舎は敷地などが約2倍に拡大し、エレベーターなどを設置して利便性を高めた。県警としては、社会の変化に対応し、県民が安心して暮らせるような安全な地域社会の実現に向けて邁進していく」と挨拶した。
妙高市の入村市長は「風格あふれる新庁舎を新たな拠点として、迅速な警察活動を実践してもらい、住民が安心して暮らせる安全な街にしてもらうよう強く期待している」と話した。
上越市の中川市長は「妙高警察署管内は多くの観光客が訪れる地域だ。この新庁舎が地域の安全・安心を守るシンボルとなり、警察の取り組みがより一層推進することを大いに期待している」と話した。
報道陣の取材に対して、妙高署の坪谷佳伸署長は「観光地であるため、外国からも観光客が来るので、そういった人にも恥ずかしくないような警察の対応をしていきたい。新庁舎の落成を機に、市民に寄り添った警察活動を展開していきたい」と抱負を述べた。
新庁舎は妙高市の新雪をイメージした白色を基調にした外観としたほか、鉄筋3階建てで、延べ床面積は旧庁舎より約2.5倍広い約2,900平方メートルとなった。耐震性も旧庁舎より1.5倍となっている。
なお、妙高警察署は妙高市と上越市中郷区がエリアとなっている。
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新潟県警察の村田達哉本部長
妙高市の入村明市長
上越市の中川幹太市長
取材に答える妙高警察署の坪谷佳伸署長