【もやもや】back number・清水依与吏の二股彼女、RIP SLYME・SUの愛人…「恋は女を綺麗にする」はウソ?むしろ無様にさせるもの?~その1~
アラサー女子の中にもファンが多いロックバンドback number(バックナンバー)のヴォーカル、清水依与吏さんに二股をかけられていたという女性の“涙の告白”がネットで話題になっています。
back numberは『高嶺の花子さん』など、恋愛下手でシャイな男性の恋の歌が人気で、作詞も作曲も担当する清水さんは歌詞の中に登場する男性そのまんまの人、といったイメージが強かったわけですが、実は既婚者で幼稚園に通う子供がいた……ということが写真週刊誌に報じられたのが先月。そのニュースを見て、「え?じゃあ私って、付き合ってた当時、二股かけられてたってこと?」と思ったA子さんが、当時のお付き合いをマスコミに公表。A子さんが保存していたという「A子さんの水着を着てはしゃぐ清水さん」の画像も公開され、そのインパクトも相まって、騒然となっています。
不倫や浮気、二股など、不純な恋愛に厳しいネット界隈では、「草食系男子だと思ってたのに、二股かけていたなんてゲスい」「歌のよさに騙された。人間性疑う」「きもい」など、批判の声も大きいです。が、しかし草食系男子で恋愛下手だからこそ、現地妻に自分は本命だと勘違いさせちゃうとか、二股もうまくさばけないとか、もうずいぶん前に別れた元カレが絶対困るであろう恥ずかしい写真を公開しちゃうような女性と付き合ってしまうとか、そういう風に言えなくもありません。筆者はどちらかというと「アーティストに女性関係の誠実さを求めるほうが間違い」という風潮のほうが腑に落ちるタイプなうえ、二股をかけられていた当事者でもないので、それほどショックも怒りもないのですが、たとえ付き合ってたにしろ数年前の元カレの話を今さら持ち出すものかね……という点にもやもやしてしまいました。
確かに、二股(かどうかもわかりませんが)は不誠実です。そして、好きな人に二股をかけられていたという事実はつらいですし、幸せだった思い出が汚された気がします。騙されてたんだと思えば、悔しくもあります。世間から「いい人」だと思われている相手であればあるほど、「本当はひどい男なんですよ!」と言いたくもなるでしょう。自分の気持ちをシェアして共感してほしいと思いますよね。でも、実際にそれをやると、みっともなくなってしまうんですよね。自分を振った、自分を大切にしてくれなかった男に固執しているようにみえてしまうんです。
昔の男に固執するのって、どうよ?
おそらく全女子が、「自分を振った男“なんか”に固執するのはみっともない」というのはわかっています。なので、歯を食いしばって無様にだけはならないようにと堪えている人も多いですが、その食いしばっている顔は相当に般若です。そして、無様になろうが関係ない、やらずにはいられない!という女性もけっこういます。「恋は女性をキレイにする」なんていい感じに言われていますが、それはハッピーな恋のときだけ。ほとんどの場合、恋すると女性は無様になってしまうものなのかもしれません。
RIP SLYMEのSUさんの愛人だったと言われている江夏詩織さんもそうです。愛人なのに、匂わせ的な画像やコメントをインスタグラムにアップして挑発したり、妻である大塚さんの自宅にピンポンしたりという奇行があったと報道されていました。不倫経験がある女性によると、不倫中って「自分が彼と結婚できないのは妻のせいだ」って思う病気にかかりやすくなるそうです。そして「自分が妻を説得すればいいんだ」という、根拠なき危険な発想が生まれがちなんだそう。怖いですね。彼女は「不幸な恋愛を続けていくと、脳が溶けて(イメージ)世間の常識に反発したり、理性的な行動がとれなくなってくるものなのだ」とも言っていました。これもある意味「恋の病」なのでしょうが、ちっともかわいくありません。むしろ、かなりの悪性です。
このように、不幸な恋=不倫、二股、セカンド、浮気など、相手にちゃんと愛されない恋、をしている人の多くは、奇行に走る傾向があります。それはもう、「恋の一部」といっていいのかもしれません。とくに、近い将来結婚したくて婚活している30代40代の独身女性は、「結婚」を背負っているので奇行のレベルに拍車がかかりがちです。
「居留守を使う彼の家の前で朝まで張り込んだ」「浮気した彼に馬乗りになって首を絞めた…」その2では、あずき総研が働くアラサーとアラフォーに聞いた「恋愛で無様になった経験」のなかから、とびきりのエピソードを紹介します。~その2~に続きます。
恋をしたせいでメンがヘラになってしまうという場合のほうが圧倒的なのかも。