いよいよ始まった世界最大級の同人誌即売会「コミックマーケット100」(C100)。
コミックマーケットといえば、同人誌と並んで人気なのがコスプレ! さらにその中でも、毎年Twitterをにぎわせるのが、時事性などを盛り込んだ「ネタコス」です。
今回は、「コミックマーケット100」初日に東京ビッグサイトで出会った「ネタコス」を披露しているコスプレイヤーさんたちを紹介します。
亡き「Internet Explorer」を偲ぶ「Microsoft Edge」
悲しみが伝わってくる…気がするたたずまい/編集部撮影
6月16日に公式サポートが終了した、かつてのWindows標準ブラウザ「Internet Explorer」。
惜しまれつつも役目を終えた「Internet Explorer」を偲ぶように、その遺影を携えた後継ブラウザ「Microsoft Edge」が、そこにはいました。
「Internet Explorer」の遺影/編集部撮影
この題材を選んだ理由を聞いてみると、「6月にサポート終了したのもあって今回初盆なので。」と、哀悼の意を示してくれました。
我々も認識できました「機械学習で認識された人」
自然体でスマホをいじる姿/編集部撮影
次にであったのは、ここ数年よく見かけるようになった、「機械学習で認識された人」。
我々取材班のカメラは普通の一眼ですが、しっかりと人間、スマホ、スーツケースが認識されています。
後ろを通る人たちはカメラに認識されていません/編集部撮影
「機械学習で認識された人」のコスプレをしていたれごさん(@LegoCosplay)は、普段は普通のコスプレをしているコスプレイヤー。
今回は、「ネタコスがやってみたかったんです。AIも話題なので、意外と目立つかもしれないなって思ってこれにしました」ということでネタコスで参戦。バッチリと通行人たちに認識されていました。
Cosplay
— れご 夏コミ両日(機械学習ネキ) (@LegoCosplay) April 3, 2022
NieR: Automata 2B
Photo by: FGK さん @XJ6FgkABS pic.twitter.com/wzQmwoshG4
人間に近づいたことで不気味さが増したミャクミャク様
天を衝くミャクミャク様/編集部撮影
最後に出会ったのが、異様でありながら、どこかポップな姿で大きな話題となった大阪・関西万博の公式キャラクター・ミャクミャクに扮する克晴さん(@k2fine)。
Twitterでは、その奇妙ながらも親しみを持てるデザインから「ミャクミャク様」と呼ばれ親しまれています。
ミャクミャク様といえば、人間のようでいて一目で人間ではないとわかるビジュアルが特徴。
ミャクミャク/画像は大阪万博公式サイトから
しかし、克晴さんが扮するミャクミャク様は、体形がより人間に近くなることで、不気味さが増しています。
オーラを感じる立ち姿/編集部撮影
顔の形が完全に人間なので、口のある位置の違和感が際立つ/編集部撮影