韓国時代劇ドラマ『オクニョ 運命の女(ひと)』。昨年から今年4月にかけてNHK総合テレビで放映され、最近もテレビ東京系列の『韓流プレミア』で放映されて人気だった。
そんな『オクニョ』に出演した女優、俳優たちは今、どうしているのだろうか。
というのも『オクニョ』は韓国で2016年4月30日~11月6日まで放送されたドラマ。番組終了から、かれこれ3年が過ぎているだけに出演俳優たちにもさまざまな変化がある。
例えば主人公オクニョを演じたチン・セヨンだ。韓国では『オクニョ』主演で知名度が一気に高まり、2016年MBC演技大賞では優秀賞を受賞。その後、TV朝鮮の大作時代劇ドラマ『大君(テグン)愛を描く』に出演した。
【写真】秘蔵写真にも。時代劇『オクニョ』主役の美人女優チン・セヨンとはどんな人物か
同作は邦題『不滅の恋人』というタイトルで現在はNHK総合テレビで放映中でもあるので、視聴しているファンも多いことだろう。
チン・セヨンはその後、MBCのドラマ『アイテム』に出演。同作は超能力を巡る陰謀を描いたミステリアスな現代劇で、チン・ヨセンは冷徹なプロファイラー役を演じた。
最近は新たな時代劇『揀択(カンテク):女たちの戦い』(原題)への出演が決まり、再び“時代劇クイーン”として存在感を示している。
悪女チョン・ナンジョン演じたパク・チュミ、実は…
劇中で憎たらしいほどの存在感を放ったチョン・ナンジョンを演じた女優パク・チュミのその後も、気になるところだろう。
劇中では鋭い眼光で常に悪事を企み憎たらしいが、その妖艶な悪女っぶりに不思議と引き寄せられてしまった視聴者たちも多いのではないだろうか。
そんなパク・チュミも今年で結婚18年目。17歳と12歳の息子を持つ母でもある。『オクニョ』以降も女優活動を続けており、今年2月にはキム・ユンソク、ユ・ヘジン、チュウォンら実力派俳優たちが属する役者専門の芸能事務所ファイブラザースコリアに移籍している。
ちなみにユン・テウォンを演じた俳優コ・スも、実力派の役者たちが揃う芸能事務所に所属している。コ・スが属するのは、イ・ビョンホン、ユ・ジテ、ヤン・イクチュンら属するBHエンターテインメントだ。
コ・スは『オクニョ』終了後、『ラスト・プリンセス大韓帝国最後の皇女』『ルシッドドリーム』『天命の城』としばらくの間スクリーンでの活動に専念。昨年秋にSBSの『胸部外科 心臓を盗んだ医師たち』に主演し、2年ぶりにドラマの世界で戻って好評を得た。
ドラマで好評を得たという点では、コ・ス演じたユン・テウォンの父親にして、悪の権化であるユン・ウォニョンを演じた俳優チョン・ジュノも同じだろう。
『オクニョ』以降、演技者よりもバラエティ番組への出演が多かったが、満を持して3年ぶりに出演したドラマ『SKYキャッスル』が韓国で社会現象を巻き起こすほど大ヒットとなり、チョン・ジュノも“当たり役”として脚光を浴びている状態だ。
だが、最近はスキャンダルが浮上。多世代住宅兼体育施設として登録された建物が、プール付きのリゾート施設として運営されていて、それにチョン・ジュノがかかわっていたという疑惑が報道された。
だが、チョン・ジュノは公式見解を発表してこれを否定している。
いずれにしても、韓国でのドラマ放映終了から3年が過ぎても、第一線でバリバリ活躍している『オクニョ』の人たちだ。