“元祖韓流グループ”としてK-POP界のトップを走り続ける東方神起だが、彼らが見せる真心と情熱は音楽の場に限らない。
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デビュー16年目を迎えた東方神起の軌跡は、まさに「アイドルの教科書」といえる。
チャンミンは最近、韓国内外の火災被害の復旧のために計1億4000万ウォン(約1400万円)を寄付して話題を集めた。
韓国・江原道では去る4月に山火事が発生し、現在も火災の爪痕が残っている。チャンミンは被害復旧の森林造成キャンペーンのために、植樹活動を行う社会的企業「ツリー・プラネット」に7000万ウォン(約700万円)を寄付した。
さらに、最近起きたアマゾンの火災に関しても、被害地域の復旧に向けて「国際環境NGOグリーンピース」のソウル事務所に7000万ウォンの寄付金を贈った。
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この寄付金は、チャンミンがアメリカの寄付プラットフォーム「Represent」とコラボレーションした企画「RE:MAXプロジェクト」の収益金だ。チャンミンは同プロジェクトを通じて、 “地球環境保護”をテーマに自らデザインしたアイテムを公開している。
チャンミンによる慈善活動は、これが初めてではない。
ここ2年間でチャンミンが各種団体に寄付した金額は3億9000万ウォン(約3900万円)に上り、その地道な寄付活動はアメリカの実業家ビル・ゲイツを連想させるほどだ。「ファンからの愛を社会に還元する」というチャンミンならではの価値観がうかがえる。
一方で、東方神起のデビュー当時からリーダーとしてグループをけん引してきたユンホは、今もなお「アイドルのお手本」としてトップを走り続けている。
芸能界を代表する熱血漢として知られることから、“情熱マンスール”のニックネームで親しまれるユンホ。礼儀正しく真面目で、ステージで見せるパフォーマンスは情熱的でパワフル。さらにプライベートやテレビ番組では親しみやすい一面も見せ、ファンだけでなく他のアイドルからも好感度が高いという。
特に、バラエティ番組では抜群のトーク力で共演者から一目置かれるだけでなく、特技のダンス、モノマネといった独自のスキルも披露して全力で視聴者を楽しませている。
パワフルなダンスと爽やかな歌声はもちろんだが、実力以前に誠実で謙虚な姿勢が世のアイドルのお手本となっているのだ。
ある歌謡界の関係者は、東方神起がもたらした良い影響力についてこう話している。
「東方神起の2人は16年間と活動期間が長いにも関わらず、ファンはもちろん他のアイドルにも乱れのないまっすぐな姿勢を見せ続けている。トップの座にいながら常に謙虚で、最善を尽くそうと努力する模範的なアーティストだ。ステージやテレビ番組だけでなく、日常生活やプライベートでも一途で真剣な姿を見せ、多くの人々に善良な影響力を与えているようだ」
そんな東方神起は現在、アンコール公演ツアーの真っ最中だ。来る11月には日本5大ドームツアーも開催する。
2019年の秋を彩る東方神起の華麗な活躍には、世界中のファンが大きな関心を寄せている。