奇跡の国内生産&日本専用車
注目はエンジンの環境対応。ロングストローク化の噂も
今や普通二輪免許で乗れる唯一の4気筒マシンとなっているCB400シリーズ。先ごろ正式発表されたニーゴー4気筒・カワサキ ニンジャZX-25Rの価格が82万5000円〜91万3000円であることから、88万円からラインナップを揃えるCB400シリーズは「むしろ安いかも」という評価に傾きつつある。
ホンダもそうした巷の声は把握しているはず。そこでヤングマシンは、ユーロ5導入後の’22年11月以降もCB400シリーズが存続すると予想。’21または’22モデルでエンジンをユーロ5対応に改修して、ヨンヒャクのフラッグシップモデルの血統は継承されるだろう。
【HONDA CB400SF/SB [IMAGE CG]】●デビュー可能性:70% ●予想登場時期:’21年末 ●予想価格帯:調査中
エンジンの環境対応に関しては、バルブ切り替えシステムのハイパーVTECによるユーロ5クリアは難しく、大きな変更が入ると考えるのが自然。となると、有力なのはロングストローク化だ。低中回転の燃焼効率を重視してストロークを伸ばし、ピストンとヘッドまわりの新作で高回転側を稼ぐ。それでも十分に現行の56㎰は達成できるのではないだろうか。
スタイリングに関しては、超ロングセラーということもあり、継続を予想する。上のイメージCGではスペンサーカラーを施しているが、価格が高騰しているCBX400Fカラーの継承も捨てがたい。
現行CB400シリーズが搭載する直4エンジンは、先祖を辿ればCBR400RRというれっきとしたレプリカモデル。’17年の吸排気系刷新により53→56㎰へ出力アップを達成した。現行ラインナップでは普通二輪免許で乗れる唯一の4気筒である。
【ブルートゥース対応なるか?】最新モデル、特にCB400系のようなフラッグシップでスマートフォン連動がないといは考えにくい。液晶だとスタイリングに賛否ありそうだが、どうなる?
【’20 CB-Fコンセプト:大反響!1000cc新生エフは市販化に期待】CB1000Rをベースに伝説のフレディ・スペンサーCB-Fを再現。クイックシフターや液晶メーター、LEDライトなど装備はもちろん最新だ。
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