東カレ厳選の麗しの美女を紹介する『金曜美女劇場』。
本連載では、東京の夜のシーンに似合う艶やかな大人の女性たちを紹介していく。
美女には、意外な一面があるものだ。
すらりと長い脚が特徴的な彼女の名は、岡田紗佳(おかだ さやか)さん、25歳。その抜群のスタイルを活かして、現在はファッションモデルとして活躍中。また、青山学院大学国際政治経済学部出身という才女でもある。
そして実は彼女、モデル兼女流雀士でもあるのだ。昨年はプロリーグ「Mリーグ」が発足され、そのブームは増々盛り上がりをみせる麻雀界。意外な場所で活躍する美女の素顔とは?
スパルタ教育だった幼少期
紗佳さんはプロとして数々の対局に臨む一方、その抜群のスタイルを生かしてファッションモデルとしても活動中。
「役満ボディ」とグラビアで絶賛されるほど引き締まったウエストと美脚の持ち主である彼女だが、幼少期には両親からのスパルタ教育でかなり苦労したのだとか。
「父親は日本人、母親は中国人なんですけど、うちの家系がわりとスパルタ教育で。6歳の頃に突然『中国語の勉強をしに行け』って両親に言われて。単身で上海に住む祖母の家に行って、現地の小学校に入学したんです。めちゃくちゃ寂しかったですよ(笑)。中国の小学校は5年制で、卒業するまで中国で生活しました」
そこで北京語と上海語、さらには英語を体得した彼女は、毎朝6時には起きて学校へ行き、22時までひたすら宿題をこなす日々を続けたという。
「ほんとに勉強しかしていなかったですね。でも、その時に祖母からちょっとだけ麻雀を教えてもらって、なんとなく興味を持ちました」
ひたすら“ガリ勉生活”をおくる彼女は、その甲斐あって勉強が得意になり、中学校に進級するタイミングで日本へ戻ることに。
日本に戻ってきた彼女を襲った悲劇…
辛いガリ勉生活の末、全国模試“6位”に
日本語をしっかりと勉強してから入学式を迎えたつもりだったが、彼女に試練がおとずれた。
「クラスの子の日本語が、ほとんど聞き取れないんですよ。だから友達ができなくて。普通に友達ができるようなったのは高校の時からですね。中学の時は辛かったです……」
孤独な彼女はそれでも地道に勉強を続け、高校受験の際は全国模試で6位にランクインする。
そのまま青山学院高等部に入学すると、ようやく友達と円滑にコミュニケーションが取れるようになり、楽しい学生生活を謳歌するようになった。
高校3年生に進級すると、大手女性誌主催のモデルオーディションでグランプリを獲得。それまで勉強漬けの日々をおくっていた少女は、そこでようやく華やかな生活に足を踏み入れることになる。
「まさかグランプリになるなんて思ってなくて。最初の誌面撮影が、受賞のご褒美でハワイだったんです。そこで周りの入賞者の子はポージングも上手なのに、自分だけ素人で上手くポーズできなくてショックを受けました。なんとか見よう見まねでポーズして乗り切りましたけど……」
慣れない仕事に邁進するうち、同学院の国際政治経済学部に進学した彼女は、モデル業に留まらず今度はグラビアの仕事にも挑戦するようになった。
「グラビアが得意な事務所なので、最初は徐々に脱がされた感じで(笑)。初めはワンピースで撮影していたけれど、どんどん水着になって。でも、あまり抵抗がなかったんです。むしろ、すごく楽しくて。ファッションは洋服が主役ですけど、グラビアはまた違う表現方法があるなって」
学生生活にモデル、グラビア撮影と日々忙しく過ごすなか、大学4年生の頃に再び麻雀と出会った彼女は、その難解な魅力に改めて取り憑かれるようになる。
「麻雀は、覚えることが多くてめちゃくちゃ難しいんです。でもそこが楽しい」
そこから1年ほど真剣に麻雀の勉強に励んだ紗佳さんは、卒業後、本格的にプロ入りを目指し試験を受け続ける。
そして2017年4月に念願の日本プロ麻雀連盟所属の女流プロ雀士になったあとは、数々の番組から声がかかるようになった。
翌年放送の麻雀番組では九蓮宝燈(ちゅうれんぽうとう)の役満貫を成立させ、Twitter上で放送当日「九蓮宝燈」がトレンド入りするなど話題を呼ぶ。
インタビューを傍らで聞いていた、麻雀を知らない女性カメラマンが不思議そうな顔を浮かべていると、彼女は嬉しそうな顔をして話を続けた。
「九蓮宝燈は、ポーカーでいうところのロイヤルストレートフラッシュくらい『超最難関の役』です。だから、もう達成したときは本当に嬉しかったですね」
先ほどから夢中で麻雀の話を続ける彼女に、今度はプライベートや好きな男性についても話を聞いてみることにした。
好きな男性は「男らしくない人」!?
好きなタイプは、フェミニンな男性
「好みの男性も、麻雀関連になっちゃう(笑)。牌の切り方が綺麗な人。でも、これって麻雀に限らず将棋でもなんでもそうですけど、人柄が現れる気がするんですよ。だから一緒に麻雀をしていても、粗雑な男性は恋愛対象として見られません。あとは一緒にゲームや漫画の話で盛り上がれる人が良いです」
それでは、気になる“理想の容姿”は?
「塩系男子が好きです。フェミニンで、あまり男っぽくない人。『男らしさ』を見せられると引いちゃうんですよね。柔らかい雰囲気の方で、俺様感がない人がいいです」
さぞかし私生活では男性からのアプローチで忙しくしているのかと思いきや、意外なことにオフの日は「起きてゲームして寝る」という生活を続けているそうだ。
「人付き合いが苦手なんです。だから、付き合うなら同じゲームで盛り上がるような、ちょっと内気でオタク気質の人がいいです。できれば一緒の空間にいても、お互い独立して別々のゲームをやりながら過ごせるような人が最高ですね。私、休みの日にはひとりで行きつけの雀荘にも行っちゃうし」
そんな彼女は、時に抜けているところもあるようで……
「私、男性から貰ったアクセサリーとかは絶対に紛失しちゃうタイプで……。気をつけてはいるんですけど、事前に『私は物をよく紛失するから大きいデザインのアクセを下さい!』って言うようにしてます(笑)。昔、好きだった男性から華奢なネックレスをもらった時も、嬉しかったのに結局失くしました。麻雀以外は、なんか抜けてるんですよ」
結婚願望はなく、結婚してもパートナーとは互いに自由な関係でいたいという彼女は、透明感のある見た目に反してサバサバとした性格のようだ。
近頃は、雑誌でのコラムの執筆や麻雀漫画の原案シナリオを考えるなど、文筆業でも活躍する紗佳さんの今後に期待したい!
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<カメラマン>
佐野 円香
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