年に一度モナコ王室が開催するパーティー「ローズ・ボール2019」に、世界中の貴族が集合した。(フロントロウ編集部)
1954年に、モナコ王室の故グレース・ケリーが創設した慈善団体プリンセス・グレース・ファウンデーションが、年に1度行なうチャリティパーティーをご存知?
ヨーロッパ中の貴族が集まる煌びやかなそのパーティーは、絢爛豪華なゲストや会場が有名。本物のプリンセスやプリンス、貴族たちがこれでもかと着飾るパーティーの様子は、プリンセス映画を越える。今回はそんなパーティーの内側を、写真や動画でお届け。
毎年伝統にとらわれないファッショナブルなデザインの特徴的な会場だけれど、2019年は明るいアメリカンなスタイルに。この舞踏会のデザインを毎年手掛けていた、ファッション業界の重鎮カール・ラガーフェルドは、今年2月に死去。会場ではカールを偲ぶ演出もあった。
パーティーを主催したのは、大女優グレース・ケリーの息子で現モナコ大公のアルベール2世と、娘でモナコ公女のカロリーヌ・ド・モナコ。
アルベール2世とカロリーヌ・ド・モナコ公女は、左から3番目と4番目
カロリーヌ・ド・モナコ公女は、シャネル(Chanel)のドレスに超高級宝石ブランドのヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)のネックレスを合わせてエレガントに。
カロリーヌ・ド・モナコ公女のイケメン息子ピエール・カシラギも、妻ベアトリーチェ・ボロメオと出席。本物の貴族である2人のロマンチック様子には、ため息が出てしまう。
ベアトリーチェがディオール(Dior)のスカートをなびかせ踊る様子も目撃され、その美しさで多くの人の目を奪った。
ローズ・ボール舞踏会は、エントランス料に800ユーロ(約10万円)がかかり、パーティーではオークションも開催される。さらに会場では寄付を受けつけている。この舞踏会で出た収益は、プリンセス・グレース・ファウンデーションによって全額が、障がいや重病の子供たちの支援に使われる。
モナコ王族やドイツ王族、ヨーロッパの貴族が一堂に会したこのパーティー。本物のプリンセスやプリンスの姿は、やっぱりキラキラ。(フロントロウ編集部)
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