かつての日本のように誰もがクルマに憧れ、飛ぶようにクルマが売れている東南アジア。じつはそこには、激安モデルや日・欧・米などの“自動車先進国”では考えもつかないような超魅力的なモデルがいっぱい。今回は東南アジアで大活躍中の日本車をご紹介! 初回は安すぎるミニバンのスズキ EECO。
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超簡素なモデルだが、“足”としてならアリ?
インドで販売されるスズキ EECOは軽1BOXのエブリイのボディサイズとエンジンを拡大したモデル。3列シートの7人乗り仕様のエブリイランディをさらにシンプルにした、いかにも“新興国向け”といったコンパクトミニバンである。EECOは全体的にどうやっても日本で販売できそうなモデルには見えない! しかし価格は7人乗りで約41万ルピー(日本円で約57万円)と、とにかく激安だ。
かつての日本を思い出させてくれる哀愁たっぷり1台
インドでは乗車定員7人に対して、10人くらい乗るのも日常茶飯事なのだとか。そういった光景には日本でスバル360のような軽自動車、初代サニーやカローラといった大衆車が普及し始めた頃のような「庶民が移動の自由を手にした喜び」や「幸せな家族」といったものがギッシリ詰まっているように感じる。
おそらく今後も日本での展開はありそうにないが、激安ミニバンとして発売するのもアリかも。
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【筆者:永田 恵一】