手相と言えば、ポピュラーな占いのひとつですね。手のひらを見るだけで、自分の未来の恋愛や健康がわかるというイメージがあるでしょう。月200名以上を鑑定する人気占い師・大串ノリコ先生に、改めて基本的な手相の知識、見方について、詳しく解説していただきました。今回は感情線についてです。
手相占いとはどういうもの?
手相は見た目で占う相術のひとつで、その方の今の状態がよく現れるため、健康や心の状態をみるのにとても優れています。手のひらのシワは、いわばこれまでの人生の年輪のようなもの。ルーツは3000年から5000年前のインドというのが有力な説で、そこから全世界に広まるようになりました。
手相は右手と左手でどう違う?
左手が先天的な運命(生まれたときに与えられたもの)、右手が後天的な運命(自分が努力して掴んだ運)となり、左手が内面だとすると、右手を外面として読んでいきます。
また、左手は気持ちを表し、右手は行動や結果を表します。両方出ているのが理想ですが、左手よりも右手に出ている方が現実化されやすくなります。左手だけに出ている場合は、その可能性を秘めていると読んでくださいね。
感情線について
感情線とは、小指側から人差し指に向かって伸びる、手のひらの一番上を走る線です。
感情線を見てわかること
感情の動きや性格、また恋愛傾向がわかります。
長い感情線・短い感情線
※人差し指と中指の間を基準に、長いか短いかを見ていきます。
・長い感情線
その時の感情が長く続きやすくなります。良く言えば粘り強く、悪く言えばしつこい。恋愛では相手に執着しがちの、若干ストーカータイプですね^^
・短い感情線
その時の感情が長く続かないタイプです。良くも悪くもあっさりしていて、諦めも早くなります。恋愛ではさっぱり。気持ちの切り替えも早くなるでしょう。
曲線を描く感情線・まっすぐ伸びる感情線
・曲線を描く感情線
心優しいロマンチスト。柔軟性も高く人当たりも良いでしょう。時として八方美人と思われることも。
・まっすぐ伸びる感情線
思ったことをそのまま口にしてしまうところがあります。素直だけど融通が効かない面も。でも恋愛は意外と一途です。
上の方にある感情線・下の方にある感情線
・上の方にある感情線
感情に流されやすく、熱くなりやすい。猪突猛進タイプです。
・下の方にある感情線
感情をあまり表にださない。常に冷静ですが、時として冷淡でもあります。
鎖状・スッキリ・切れ切れの感情線
・鎖状になっている感情線
感情豊かで人間味があります。繊細。感情の起伏が激しい一面も。
・スッキリしている感情線
性格はさっぱり。感情が安定しているようです。人に冷たい一面も。
・切れ切れの感情線
心配性で嫉妬深いタイプ。愛され願望が強いでしょう。
珍しい、またはラッキーな感情線
・尽くし線
人差し指と中指の間に入る曲線を描く感情線。とても優しい性格。 相手のために尽くすことができます。結婚したら良妻賢母。ただし、時には尽くしすぎて、重たく思われることも。ちょっとしたことで好きになりやすいけど、ちょっとしたことでも嫌いになりやすいかもしれません。
・二重感情線
感情線が二本。情熱的で愛情深く、面倒見もいい人。エネルギッシュ。気持ちに素直。時としていけない恋に突っ走ることも。
・モテ線
感情線が三股に分かれている。相手の気持ちを読み取ることができる気づかい上手。親切で社交的なので、異性同性関わらず好かれます。
・ネガティブ線
下降する感情線。とても心優しい人ですが、繊細でものごとをネガティブに考えやすいでしょう。恋愛においては盲目的になりやすいようです。
大串ノリコ先生
占い師、占いサロン「NOI CAFE」オーナー、占術講師、占いライター。
外資系企業クリエイティブマネージャーから手相をみる世界一周の旅にでて、プロ占い師となる。現在は旅しながらトーク占いにて月200名以上を鑑定する。