2021年9月16日、ゲームオンはPC用新作オンラインRPG『エリオン』(ELYON)について、公式生配信を実施。2021年内のサービス開始を目指しており、利用料金は基本プレイ無料のアイテム課金制であることが発表された。
番組内ではゲーム概要やシステムについて紹介されたほか、プロゲーミングチーム・DeToNatorのSHAKA氏がバトルシステムを体験。本稿では、発表内容を中心に番組のリポートをお届けする。
なお、本作は先行プレイ可能なプレオープンテストが9月24日(金)17時~9月27日(月)12時の期間に実施され、9月21日(火)12時までテスターを募集中だ。興味がある人は以下のリンクから応募しよう。
募集人数はもともと15000人の予定だったが、5000人分の増枠が決定。当選者1名につき2名まで友人を招待できるシリアルコードも用意される。
レベル42までキャラを育成でき、ウォーロード、エレメンタリスト、ミスティック、アサシン、ガンナーの5クラスを選択可能。
プレオープンテスト応募者全員に“しゅわしゅわジェット”が、テストに参加して条件を達成すると“「マジ最高」マスク”がプレゼント。サービス開始時に配布される。“しゅわしゅわジェット”は要はメントスコーラです。
ちなみに、SHAKA氏もプレオープンテストに参加し、その様子を配信予定とのこと。抽選に外れた場合はSHAKA氏のTwitchチャンネルをチェックしよう。
キャラ育成の選択肢が多い
『エリオン』は『TERA』などで知られるBluehole Studioの新作だ。“バトルアクションMMORPG”を標榜しており、アクション性の高い戦闘やキャラカスタマイズの幅広さが魅力だという。
なお、ファミ通.comにはプレオープンテスト前の体験リポートを掲載しているので、合わせて読んでほしい。
ちなみに、本作で日本運営プロデューサーを務める大濱氏は、GMアヴァイエローとしてオンラインFPS『Alliance of Valiant Arms』を長く支えてきた。同作で頭角を現したSHAKA氏とは旧知の仲。昔からふたりを知る人にとって、目頭が熱くなる絵面だった。
左から、MCの山下まみ氏、ライデン池田氏、大濱プロデューサー、SHAKA氏。
『エリオン』の舞台はSF要素を加えたファンタジー世界だ。プレイヤーは“オンタリー”と“ヴァルピン”のどちらかの陣営に所属。
4つの種族(ヒューマン、エルフ、亜人、オーク)と6つのクラス(ウォーロード、ガンナー、エレメンタリスト、アサシン、ミスティック、スレイヤー)を組み合わせて自キャラを作成(※)し、戦いに身を投じる。
※スレイヤーはプレオープンテスト時点では未実装。
ひとつのアカウントで複数のキャラを作成可能。ただし、陣営を一度選ぶともう一方の陣営にキャラを生成できない。
顔つきだけでなく、骨格や体型も変更可能。キャラメイクの自由度が高い。
戦闘はノンターゲティング方式を採用。プレイ感覚は3Dアクションゲームに近い。
大濱プロデューサーによると、キャラ育成で重要になるのが“スキル特性”と“ルーン特性”。ここでは実機でのプレイを交えて解説された。
例として登場したのは、いわゆるタンク的な性能を持つクラス・ウォーロード。
右クリックで盾を構え、サークル範囲内の仲間の防御力を上げる。
レベル40までに覚えられるスキルは24個。スキル画面を開くと、各スキルに白・緑、青、紫のアイコンがあった。ここにポイントを割り振ると性能が変化。ひとつのスキルにつき、実質的に4つの特性を使い分け可能。
【近接攻撃スキル:ゲイルストライクの場合】
- 白:与えたダメージの50%を吸収
- 緑:命中すると50%の確率で落雷が発生し、追加ダメージ
- 青:命中するたびに全スキルのクールタイムが0.5秒ずつ減少
- 紫:衝撃波を飛ばす遠距離攻撃スキルに変化
スキル特性はすぐに変更できるため、そのときの気分やプレイスタイルに応じて使い分けられそうだ。
続いて、ルーン特性について。“ルーンストーン”というアイテムを装備アイテムに取り付けると、ルーン特性ポイントとスキル特性ポイントが手に入る。ルーン特性ポイントの数値によって、ステータスのバフが活性化されるという。
ルーン特性は6種類が用意され、直接的に戦闘能力を高めるものだけでなく、アイテムドロップ率がアップするようなものもあるようだ。
SHAKA氏がバトルコンテンツを体験
ゲームシステムの紹介後は、待ちに待ったSHAKA氏によるバトル体験の時間。SHAKA氏がプレイするコンテンツはふたつ。ひとつは運営チームとパーティーを組んでダンジョンに挑戦。もうひとつはPvPシステム“名誉の殿堂”だ。
FPSのイメージが強いSHAKA氏ではあるが、多彩なジャンルを配信している。「僕がやったことあるMMORPGはオートターゲット系が多くて。わりと新しめだと思うんですよ、ノンタゲって。自分でエイムするTPSっぽいじゃないですか。そこは楽しみですね」とのコメントも。
今回挑戦するのはレベル40から挑戦できるパーティー用ダンジョン“ねじれた会堂”。即死級の攻撃もあるため、初見で挑戦するにはやや難度が高いそうだ。なぜ初心者が体験するのにそれを選んだのか。
SHAKA氏と大濱プロデューサー、ライデン池田氏にスタッフ2名を加えて“ねじれた会堂”に挑む。ひとりはゲームオン取締役の麥谷氏。
高レベル帯のキャラだけに、スキルエフェクトは全体的に派手。遠距離攻撃のエフェクトが激しく、シューティングゲームのような雰囲気もあった。
道中の敵はさくさく倒せるようだが、ボスはギミックに対応する必要がある。鎖攻撃をくらうと引っ張られるので、エリア内に出現した鍵を取って解錠するなど、臨機応変な戦いが求められる模様。
大濱プロデューサーは即死攻撃をくらってました。
続いて、“名誉の殿堂”で2対2の対人戦を実施。SHAKA氏と大濱プロデューサーがチームを組み、スタッフチーム(ひとりは取締役)と激突した。
「取締役を攻撃できますか?」と話を振られた大濱氏は、やや食い気味に「できますよ」と返答していました。
2対2のチーム戦ということで、“先にヒーラーを狙う”などの作戦が重要。最初は調子がよかったSHAKA&大濱チームではあるが、徐々に劣勢に。SHAKA「取締役、本気だ!」。
大濱氏とスタッフ(ヒーラー)がほぼ同時にダウンし、戦場に残ったのはSHAKA氏と麥谷氏(取締役)。「取締役と1on1!?」、「取締役、強ぇ!」と、SHAKA氏は日常生活ではあまり聞けない叫びを上げる。
最後まで戦場に立っていたのは麥谷氏。ゲーム会社の役員はゲームもうまかった。
2戦目はやや接待的な空気を感じたもの、SHAKA&大濱チームの勝利。SHAKA氏の「取締役、瀕死!」という報告がすごくよかった。
SHAKA氏は「ターゲットがオートじゃないので、技術が求められます。自由度というか(戦闘の)幅広さを感じましたね。」とコメント。
今回は番組側が用意したキャラを使ったが、「スキル特性の説明文を読んでスキルをセットを考えると、もっとおもしろくなりそう」とのこと。
また、同じスキルでも使いかたは人によって千差万別。仮にスタン効果があるスキルの場合、敵を集中攻撃するために使うこともあれば、また別の使いかたをする人もいるはず。これが大濱氏が説明した“スキル特性の妙”というものだろう。
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