ダメ男から目が離せない!
香港映画評論界の重鎮、フレディー・ウォン長編デビュー作
香港文学の最高峰のひとつで、香港では意識の流れの手法を最初取り入れた小説として知られる、劉以鬯(ラウ・イーチョン)の「酒徒」の完全映画化。
香港映画評論界の重鎮、フレディー・ウォンの長編デビュー作。ダメ男のラウを演じきったチャン・グオチュー(『牯嶺街少年殺人事件』)の演技から目が離せない。また1960年代の香港を見事に再現した、美術や衣裳なども映画の見所だ。
釜山国際映画祭、バンクーバー国際映画祭、他。
あらすじ
1960年代の香港、小説家のラウは生活のために、作家として認められないジャンルである武侠小説、官能小説を書く。
引っ越す度に、彼は多くの個性的な女性と出会い、恋に落ちる。女と酒に溺れた彼は、徐々に人生の深淵に落ちていく…。
キャスト
チャン・グオチュー、アイリーン・ワン、ジョーマン・チャン
監督
フレディー・ウォン
《酒徒》2016年/106min
(C)香港映画祭2021
香港映画祭2021について
2020年に施行された「香港国家安全維持法」により、香港の映画への検閲、規制はますます厳しくなり、香港の言論と表現の自由が一段と狭まる事態が懸念されています。しかしそうした中でも、社会の変化を反映し、映画人たちの豊かな感性によって、多くの魅力ある作品が生み出されています。2021年6月より開催された、「2021年香港インディペンデント映画祭」は全国3都市において開催され、大きな話題を呼びました。
今回、初開催となる「香港映画祭2021」は、より香港映画の面白さと、多様な魅力を味わえる、日本初公開となる7作品をラインナップしました。5作品が新人監督の作品でありながら、ジャッキー・チュン、カリーナ・ラムなど、香港を代表するベテラン俳優が出演しており、香港映画ファン必見です。
香港映画祭2021開催概要
期間・会場
2021年11月27日より全国5都市にて順次開催!
11月27日(土)~12月3日(金)シネ・ヌーヴォ(大阪)
12月3日(金)~12月9日(木)出町座(京都)
12月11日(土)~12月17日(金)元町映画館(兵庫)
12月18日(土)~12月24日(金)シネマスコーレ(愛知)
12月29日(水)、30日(木)ユーロライブ(東京)
■プログラム
香港を知る、香港を楽しむ、いま観るべき、日本初公開となる珠玉の7作品をラインナップ!全国5都市にて緊急開催決定!!上映スケジュール等詳細は、公式HPをご覧ください。
主催:香港映画祭実行委員会
助成:文化庁、ARTS for the future
協力:Golden Scene, Emperor Motion Pictures, Connoisseurs Production
宣伝:大福
公式サイト: https://hkfilm2021.wixsite.com/official
Twitter:@hkfilm2021
2021年11月27日より全国5都市にて順次開催!