「Nintendo TOKYOの商品全部買ったら大変な金額にwww」と題した動画内で、ヒカキンは日本初の出店となった渋谷の「Nintendo TOKYO」をオープン前日に特別に訪れると、冒頭から「ここの商品を全種類買っちゃいまーす!」と切り出し、幼い頃から思い入れが強かったという任天堂のおもちゃやぬいぐるみといったグッズを片っ端から買い占めると宣言。とりわけ、ユーチューバーとしての成功をもたらす第一歩となった「スーパーマリオ・ビートボックス」のBGMを独自にアレンジした動画を2010年にアップし、それが4680万回もの再生数を記録したことで、ヒカキンにとって任天堂は特別な存在のようだ。
「オープン前日に特別な許可を得て撮影したということで、今や天下の任天堂ともコラボするに至ったヒカキンですが、あくまで“買い占め”ではない点を強調したり、一部を施設の子供に寄付したりと、相変わらず自身の影響力を健全に活用している印象です。視聴者からは『施設への寄付と聞いて目頭が熱くなりました』『さらっと言ってますが、普通に凄いことですからね』『めっちゃ経済回してる。夢あるな~』『やっぱヒカキンは夢を見させてくれる』という好意的なコメントが多く書き込まれており、単なる“爆買い企画”という他のユーチューバーにありがちな展開だけで終わらせない温かな配慮に感動する声が大半です。ヒカキンは幼少期に両親が離婚し、母親に引き取られて育った為、あまり欲しいものを満足に買ってもらえないことが多かったようですから、今回の企画に限らず、恵まれない子供達へのプレゼントを頻繁に続けるのはそうした理由なのかもしれません」(テレビ誌ライター)
(木村慎吾)