[27日 ロイター] - 米アップルが新型iPhoneの今年の生産拡大を見送る方針だと、通信社ブルームバーグ・ニュースが27日報じた。需要が予想ほど伸びていないためという。
報道によると、アップルはサプライヤーに対し、今年後半に「iPhone14」シリーズの生産を最大600万台拡大する計画を縮小するよう伝達。同期間の生産目標は9000万台となる。これは1年前とほぼ同水準で、アップルの今夏の当初予想に沿っているという。
アップルはロイターのコメント要請に今のところ応じていない。
ブルームバーグによると、高価格帯のiPhone14プロモデルへの需要がエントリーモデルよりも強く、少なくとも1つのアップルサプライヤーが低価格帯からプレミアムモデルへと生産をシフトしている。