[24日 ロイター] - 米油田開発サービス大手シュルンベルジェは24日、低炭素の未来に向けた野心的ビジョンを強調するため、社名を「SLB」に変更しロゴマーク刷新を発表した。
約100年の歴史がある同社は従来型の事業を縮小し、デジタルサービスの提供やクリーンエネルギー支援の方向に大きく舵を切った。
オリビエ・ルプェッシュ最高経営責任者(CEO)はインタビューで、ブランド刷新は化石燃料からの脱却を意味せず、既存技術を生かして低炭素事業を展開する動きと整合的だと語った。
「特定の市場と領域で、クリーンエネルギーのためのソリューションを革新・拡大する機会があると確信している」と指摘。地下分析などの能力を生かし、炭素回収・貯留といった新興技術をサポートできるとの認識を示した。