言葉が丁寧すぎて、かえって失礼な人っていますよね。今回は女性が受け取った「慇懃無礼なLINE」をご紹介! 丁寧なのになぜかちょっとイラッとしてしまうLINEの特徴って!?
■Case1 人生で一番おいしい和食
「とある男性からの食事のお誘いがありました。すごく高級なお店に誘っている僕、予約取れちゃう僕、をアピールし、極めつけは“君は食べたことないくらいの美味しさ”アピール。……失礼すぎ!」(29歳・Nさん)
この男性からしたら、最高のお店を用意したことをアピールしたいのかもしれませんが、女性からしたらドン引き。丁寧でありながら、かなり失礼なLINEです。
■Case2 自宅でできる仕事
「とある女性に自分がライターであることを話したらこんなLINEが来ました。尊敬する、と言っておきながら私は人としゃべってしまうので家でできる仕事は無理だと。“仕事頑張っててえらいね~。でも私は朝起きて上司に怒られる日々とかムリw”と言ってくるマウンティング女友だちのことを思い出しました。どっかで見下しているように感じましたね!」(32歳・Yさん)
「えらいよね、私は会社員とか無理」「えらいよね、私は専業主婦とか無理」なんて言ってしまう人って多いですよね。尊敬しているといいながら、逆のことを言っています。女子会のマウンティングあるあるです。
■Case3 人生の本番
「前職の男上司からのLINE。いらない投げキッスのあとは、どうでもいい応援。多分この人私のインスタの投稿を見て連絡してきたんだと思います。“20代ラスト! 仕事を変えて、悩むことも多いけど頑張ります”って投稿したんです。それをみて、応援していますって……いや、あなたのストレスのせいで前職やめたんですけど!」(29歳・Hさん)
「応援しています」と、応援されたくない人に言われるだけで、イラッとしますよね。人生の本番……このなんとなくの上から目線は、失礼に感じてしまいます。
■Case4 ライ麦畑でつかまえて
「とある食事会で、あまり本を読まないと話した私に、しきりに、“ライ麦畑でつかまえては絶対読んだ方がいいよ”と1時間半も淡々としてきた男性がいました。後日、頼んでもいないのに、こんなLINEが。君もこれなら読めるよ、僕は難しい方を読むけどね……みたいな……。なんだか馬鹿にされた気分」(32歳・Fさん)
頼んでいないのに、おすすめを紹介してくる人いますよね。「読みやすい本」を丁寧に紹介してくれているように見えて、「俺は違うけど」と、なんだかいやーな感じ!
■Case5 余計なお世話
「友人の紹介で、先日食事をした男性にライターの仕事をしていると話したら、私の記事の感想が届きました。楽しく読めた、と言っていただいてとてもうれしかったのですが、その後、ワードの修正原稿が送られてきました。もうこれ、公開後の記事ですけど! ちなみにこの男性の職業、編集者ではありません。営業マンです」(28歳・Bさん)
なんと……!
この女性、男性に記事を紹介した後「楽しくていつも勢いで書いちゃうから、変なところあるかも……」と話したそうです。男性は「読んでみるね」といった後、届いたのがこのLINE。彼なりのアドバイスなのでしょうか……(笑)。
■「あの人なんかイラっとする……」その理由は!?
いかがでしたか?
今回は、慇懃無礼なLINEをご紹介しました。
さまざまなパターンがありますが、慇懃無礼だと感じるLINEの共通点は、「褒めているように見えて」もしくは「相手のことを思っているように見えて」、少し相手を馬鹿にしているように感じる文章である、というところかもしれません。
無意識のうちに使ってしまっている人も多い、慇懃無礼なメッセージ。
気を付けましょう。