text:Suzan Fumiko(スーザン史子) photo:Hidenori Hanamura(花村英典)[PR企画]
もくじ
ー ストラーダ F1X(CN-F1XD) 300車種以上に適合
ー 連携ドラレコ「CA-DR02D」、「安心運転サポート」をテスト
ー 人気の秘密は、ブルーレイ? ハイレゾ?
ー 選べるDYNABIGディスプレイ 「F1X」と「F1S」
ストラーダ F1X(CN-F1XD) 300車種以上に適合
ナビの代わりに、タブレットをセンターコンソールに立てかけて使っている人、最近見かけるんですよ。でも、ブレーキをかけた瞬間にパタンと倒れてしまって大慌て……なんてことも。コレ、運転に集中できず、危険です! やはり、クルマ専用に作られた車載ナビを選びたいですよね。
今回、デモカーで試乗体験させていただいたのは、パナソニックの「ストラーダ F1X(CN-F1XD)」。女優の綾瀬はるかさんがCMキャラクターを務める、あのナビです! わたしも「ストラーダ」ユーザーだったこともあるんですけど、CMキャラクターには起用されなかったなぁ〜、残念。アッハッハ!
さて、この新型「F1X」。本体を2DINスペース(178mm×100mm)に収め、9インチの大画面を前面に浮かせる構造(フローティング構造)になっているので、国産車をほぼ網羅できる、300車種以上に搭載できるというスグレモノなんですよ。おまけに、シンプルで先進的なデザインは、最新の車種にも違和感なくマッチすること間違いなし。
◇振り向くDYNABIGスイングディスプレイとは?
F1Xのディスプレイは、9V型ワイド(199mm×112mm)。左右の角度調整(15°ずつ)が新たに追加され、写真のように運転席側にも助手席側にも振り向く。さらに、従来のTN液晶から視野角の広いIPS液晶になり、ほぼ真横から見ても見やすい画面になった。
なんといっても、一番のウリは「DYNABIGスイングディスプレイ」。9インチの大画面は可動式で、左右15°ずつの角度調整ができるほか、上下32mmの調整や-20°〜60°までの仰角調整、取付け時なら奥行き調整も可能。ドライバーの体格によっても画面の見え方は違ってくるので、運転席から常にベストなアングルに調節できるのって、すごくいいですよね。
角度調整は、両手で画面を抑え、向きを変えるだけ。本体とのジョイント部がしっかりしているので、想像よりもグッと力をかける必要があるほど手ごたえがあり、安定感があるんです。
フローティング構造で心配なのは画面のブレですが、「F1X」では、構造を一から見直し、凹凸のある石畳路で走行実験を行うことで、スイング機構を追加したにも関わらず、従来モデルと比べ、最大で40%も画面ブレが改善されているんです。
標準的な2DINスペース(178mm×100mm)があれば取付けられる構造なので、トヨタ・シエンタをはじめ、300車種以上に適合する。それではドライブに出発。
9V型フローティング大画面を搭載する “DYNABIGディスプレイ” シリーズは、「F1X」と「F1S」の2機種体制。(左)パナソニック・ストラーダ F1X(CN-F1XD):オープン価格。(右)パナソニック・ストラーダ F1S(CN-F1SD):オープン価格。ここでは、左右スイング機能、ブリリアントブラックビジョンなどを搭載した「F1X」を紹介していこう。
実際、今回のドライブでは、都心から都下まで首都高と一般道を使って数時間にわたり試乗してみましたが、路面のつなぎ目や段差を乗り越えた際に、画面がブレるといった現象は見られませんでした。耐振性にも優れているんですね。
画面の向きが変わっただけでも感動モノなのに、「F1X」にはまだまだスゴイ機能があるんです。すばやく、直感的なタッチパネル操作ができる「ダイレクトレスポンス」の採用もそのひとつ。スマホ感覚でフリックやスクロールといった操作が、瞬時に行えるんです。
どうです? なかなかスゴイでしょう!
連携ドラレコ「CA-DR02D」、「安心運転サポート」をテスト
設計の良さや操作への反応の速さだけでなく、ナビ機能だって充実しています。
危険なあおり運転による事故が世間を震撼させるなか、今、ナビに求められている役割のひとつとして注目されているのが、ドライブレコーダーとの連携機能ですよね。
「F1X」も、話題のナビ連携モデル。専用ドライブレコーダーのCA-DRO2Dで録画した映像を、「F1X」ですぐに再生、地図とともに2画面で表示することもできます。撮影場所の特定もできるほか、残したい映像はワンタッチで保存もできるんですよ! 検索すれば、過去の録画履歴がズラリ。あら? この機能、ちょっと困っちゃう、なんて人もいるかしら(笑)。
ドライブレコーダー「CA-DR02D」は、常時録画のほか、手動操作時、急ブレーキなどのイベント発生時、駐車中(ACC OFF中)の振動検知時に録画することができる。ナビ画面で地図と映像を連動再生することも可能。
また、エンジンを止めて駐車している時でも、振動を検知した場合には、バッテリーから電力が供給され、すぐさま録画を開始。駐車場での当て逃げ対策も万全なんです。後付けでドライブレコーダーのみを取付けた場合には、こうはいきません。やはり選ぶならドラレコ連携型ですよね!
◇逆走の注意喚起アラーム 新採用
道路標識情報を音声とポップアップで知らせる「安心運転サポート」に、高速道路のSAなどから本線へ戻る際の逆走注意アラームが追加された。表示するサイズや種類も個別に設定できる。
さらにナビ機能として嬉しいのが、安心運転サポート。初めて行く場所では、不安がいっぱい。そんなときのうっかり防止策として、音声と地図上のポップアップ表示で、速度制限や一時停止案内などの道路標識情報をお知らせしてくれるんです。
実際、ポップアップは画面の6分の1ほどの大きさで表示されるので、すぐに目に飛び込んできて安心なんですよ。
また、近年事故が多発している、高速道路での逆走についても、しっかり対策。SA/PAなどで休憩したあと、クルマのエンジンをかけた際に、音声とポップアップ表示で注意を促してくれるんです。少しの気のゆるみが事故につながるので、こういうサポートはありがたいですよね。
人気の秘密は、ブルーレイ? ハイレゾ?
ドライブのお供として欠かせないのが、音楽や映像といったエンタメ機能ですよね。
実は、ナビに内蔵できるサイズの薄型ブルーレイプレイヤーを設計するのは難しく、ブルーレイに対応しているのはパナソニックだけなのだとか。つまり、「ストラーダ」=ブルーレイ対応ナビが選べる、というわけなんです。総合家電メーカーならではの強みがあるんですね。
国内市販AV一体型ナビでは、パナソニックだけとなるブルーレイ対応。外光のギラつきを抑えた画面なので、「黒」に深みがある。ブルーレイディスクのハイレゾ音源(リニアPCM)を、そのままの高音質で再生できるのも特徴。
ブルーレイが見られると、ドライブの楽しみ方はグッと広がりますよね。市販のブルーレイはもちろん、自宅で焼いたブルーレイをクルマの中で見られるので、録りためた映像を車内で休憩中に鑑賞できるというのは、時間の有効活用にも繋がります。
特に、ウチは小さい子どもがいるので、長時間のドライブになると、ついつい映像に頼ってしまいがち。その際、スマホの小さな画面で動画を見せる、というのが定番なんですが、目が悪くなりそうだし、あまりいい状態ではありません。
その点、「F1X」なら、9インチのDYNABIGスイングディスプレイにブリリアントブラックビジョンという技術を採用しています。これは、低反射のフィルムを採用したり、パネルと液晶の間の空気層をなくす技術によって、光の乱反射を抑え、クッキリとした映像を映すもの。とりわけ、黒の再現性にこだわり、発色が鮮やかで明るいのが特徴なんですね。後席からも画面がはっきり見えるんですよ! ファミリーでのお出かけにも大助かりです。
◇FLAC/WAVにも対応 ハイレゾ音源の楽しみ方
ハイレゾ音楽配信の主流であるFLACとWAV(最大192kHz/24bit)に対応。SDカードやUSBメモリーを介してF1Xで再生できる。
もちろん音にもこだわりが。
「F1X」からハイレゾ対応になり、ブルーレイに収められた「リニアPCM」形式のハイレゾ音源だけでなく、「FLAC」形式や「WAV」形式にも対応しているんです。
デモカーでは、FLACと非ハイレゾのmp3形式を聞き比べてみましたが、自動車メーカーの純正スピーカーなのに、その音の差は歴然。FLACの音には艶があるんですよ! 特に、重低音に迫力が加わって、よりクリアな音が楽しめるんです。
ベートーベンの「運命」なんか、心にズシーンと響く重低音で、楽しいドライブだというのに、軽く気持ちが沈みましたもん(笑)。ま、それくらい本格派の音ってことなんですけどね。
鮮やかな発色の「F1X」にちなんで訪れたのは、イルミネーション・スポット。レジャー施設やターミナル駅の広場で開催しているので、ドライブの目的地に設定してみよう。
選べるDYNABIGディスプレイ 「F1X」と「F1S」
最近の新型ナビの人気機能としては、1に大画面、2にスピーディな操作感、3にハイレゾ対応、最後にドラレコ連携型であること、などが挙げられますが、「F1X」はそれらをすべて網羅したうえに、ブルーレイ再生ができるという、スゴ技を持ち合わせているんですよね。
なんといっても、9インチのDYNABIGディスプレイは、「ストラーダ」の大きな特徴で、これだけでも、十分選ぶ価値はあるというもの。
実は、DYNABIGディスプレイ搭載機種には2タイプあり、今回、デモカーで試乗体験した、「F1X(CN-F1XD)」のほか、機能を絞って価格を抑えた、「F1S(CN-F1SD)」も用意されています。後者は、左右スイングやブリリアントブラックビジョン非対応、ハイレゾはリニアPCM形式のみの対応であるといった違いはあるものの、ナビ機能やドラレコ連携であることなど、必要十分な機能を備えているので、こちらもぜひ検討してみてください。
とはいえ、わたしはなんでもてんこ盛りが大好き! なんたって、愛用のスマホは最大容量の256GBモデルですし、大は小を兼ねるといいますしね(笑)。
さぁ、あなたは「F1X」「F1S」のどちらにしますか?
姉妹機のF1S(CN-F1SD)は、左右スイング機能やブリリアントブラックビジョン、FLAC/WAV形式のハイレゾ再生、HDMI入出力などを省いたベーシックモデルだ。
◇F1X、F1S 購入キャンペーン 5/6まで
パナソニックは、5月6日までの期間限定で、F1日本グランプリ(鈴鹿サーキット)、サッカーJ1(ガンバ大阪のゲーム)の観戦チケットなどがあたる購入キャンペーンを開催中。300車種以上に対応するF1XとF1Sだけに、300名に賞品が用意されているので、「CN-F1XD CN-F1SD ご購入キャンペーン・サイト」で応募方法などを確認してみよう。
外部リンク:パナソニック「カーナビ/カーAV」公式サイト