【バレー】NEC・安田美南「高さを活かした速いトスでチームを勝たせたい」、KUROBE・島田美紅「攻撃面はまだまだ技術が必要」 V1女子V Cup会見
V Cup NEC対KUROBE 会見コメント
2月27日に埼玉県立武道館で行われたV1女子、V Cup、NEC対KUROBE戦の記者会見コメントをお届けする。
NEC 3(23-25、25-12、25-17、25-23)1 KUROBE
■KUROBEアクアフェアリーズ
●菊池杏菜選手
V Cupはいろいろな選手が試合の場を経験できるということで、思い切ってやろうと臨みました。
●島田美紅選手
菊池も言ったようにいろいろな選手が出場できる大会で、この試合に出場させていただき、今後、自分がVリーグでプレーしていくためにどういうものが必要かが明確にわかりました。試合に出ると練習をするだけとは違い、選手が一人ひとり何を目的にやっていけばいいのかが明確になるのではないかと思います。
――両選手に。今日の試合が初スタメンだったと思いますが、実戦で戦ってみての感想は?
菊池:大学との違いを大きく感じました。高さやパワーが大学では経験できないものだったと思います。そういう中でも通用しない部分が課題として見つかったり、逆にこういうところは通用したなという部分も見えてきたので、そこはいい収穫だったと思います。
島田:初めてスタートで出てみて、今までとは違うことをしなければならなかったり、やってきたことが通用しなかったり、反対に頑張ってきたことが通用できたなというところがいろいろわかりました。試合中もアドバイスをいただいたりして、大学でやっていた時よりも課題がはっきりと出た試合だったと思います。
――両選手に。通用したところ、しなかったところを具体的にお願いします。
菊池:今日対戦したNECさんは高さやパワーのあるチームなので、ブロックやディグの面が課題になってくると思いました。通用したというか、よくできた部分としてはミドルの使い方で、ミドルの選手が積極的に跳んで入ってくれていたので、そこは使いやすかったのかなと思います。
島田:通用しなかった部分は、相手のミドルよりも身長が小さかったので、ジャンプができないとブロックも相手より低いから止められないし、パワーでも体格差がまだまだありました。私が打ったボールを簡単に拾われたり、ブロックされたりしたので、まだまだ技術面が足りていないんだなと思いました。通用した部分は、私はミドルですが、後衛にも入らせていただき、大学の時同様、ミドルだからレシーブができないわけではなく、サイドの選手同様にできたのではないかと思いました。
――今大会での目標は?
菊池:リーグの方で入れ替え戦に回ることが決まってしまいました。入れ替え戦は4月なので、V Cupというのはそこでしっかり勝つために、もう一度チームの土台をしっかり作るという意味合いもあるのかなと思います。そこに向けてしっかりやっていきたいと思います。
島田:菊池も言ったように、チームとして入れ替え戦に向けての目標を立てています。リーグ期間中は帯同し始めてから少しだけ試合に出させていただきましたが、まだ戦力にはなっていなかったので、入れ替え戦に向けて、少しでも自分が試合に出て、チームのために力になれるように頑張りたいです。まだまだ足りない部分はありますが、レギュラーで入っている選手とは違う自分の良さを出してアピールできたらいいのかなと思います。