壁を傷つけずに使えるつっぱり棒は、DIYの必需品ですよね。でも、いかにもな雰囲気が出てしまうのが悩みの種。見える場所では工夫も必要です。そこで今回は、つっぱり棒を感じさせないDIY術を、RoomClipユーザーさんの実例を参考にご紹介します。見た目や落ちない工夫など、今すぐマネできるアイディアは要チェックですよ。
つっぱり棒棚
つっぱり棒の上に、木材などを乗せるDIYの棚が人気です。簡単なうえに壁に穴をあける必要がないので、賃貸でも大丈夫。重すぎないものならば、収納としても使えます。飾り棚として壁にアクセントをおくにも、ちょうど良いですよ。
■木材を使って
撮影:littlesnowさん
2本のつっぱり棒の上に、コの字に組んだ木材を乗せた飾り棚です。木材には、アンティークワックスを塗って、ヴィンテージ加工をされたそうです。深みのある色合いの棚になっていますね。飾るものの大きさなどによって、簡単に位置を変えられるのも便利です。
■コルクボードで
撮影:Harunaさん
こちらは、棚状になっているつっぱり棒に、コルクボードを敷きました。木よりは軽量で丈夫な作りなので、トイレの小物置きには最適ですね。コルクの質感も、カゴやグリーンと合っていて、ナチュラルで清潔感のある空間にひと役かっています。
■吊る収納もプラス
撮影:aさん
つっぱり棒2本にL字型の木材をかぶせた、棚兼吊るせる収納です。飾り棚として使いつつ、キッチンツールも吊るせるとは、ナイスアイディアです。サーモパイン材を使用しているので、元から取り付けてあったような高級感がありますね。
収納アイテムとして
つっぱることができる2面があればどこにでも設置できるので、空間利用に最適です。乗せたり、引っかけたりして、収納場所を増やすことができます。つっぱり棒の色味を合わせるなど、テイストを統一すれば、インテリアに馴染む使い方ができますよ。
■素材と色を合わせて
撮影:Materさん
つっぱり棒を隠すことなく、むき出しで使っています。しかし、ラックの質感や色と似ているものを使用しているので、一体感を感じます。子ども服は丈が短いので、あいた下の空間を無駄なく利用することができて便利です。ずり落ち防止に、小さく切ったマットを挟むという技も、見逃せませんね。
■取っ手付きケースで引き出しに
撮影:akiさん
つっぱり棒とベニヤ板で作った棚に、取っ手を付けたケースを並べて、引き出し風の収納をDIY。キッチンのすきまを利用した、収納上手なアイディアですね。ごみ袋やおしぼりなどの、かさばるものを入れているそうです。転写シールで見た目もこだわれば、キッチンの小物をかわいく整えてくれます。
■トイレットペーパー置き場
撮影:mioさん
板にワイヤーネットを取り付けて、カバー付きのトイレットペーパー置き場を作っています。つっぱり棒2本だけでもトイレットペーパーは置けますが、棚やカバーを付けることによって、生活感が薄まりおしゃれになります。カバーがパカパカ開くので、取り出しやすさも言うことなしです。
インテリアにも
インテリアも、つっぱり棒で立体感のあるアプローチをすることができます。土台や骨組みに使えば、手軽にお部屋のあらゆる箇所を彩れますよ。つっぱり棒の利点をうまく使ったDIY術は、簡単なのに本格的で、マネしたくなるものばかりです。
■ハンギングスペースに
撮影:sayaka.さん
ハンギングインテリアにも、つっぱり棒が活躍します。かごやグリーンを垂らせば、天井が華やかに。天井を傷つけずに、気軽に楽しめます。目線が上に行くので、お部屋を広くみせる効果も期待できそうです。ただ垂らすというだけでなく、色の配置やバランス感覚が見事です。見習いたいですね。
■縦に使ってグリーン置き場に
撮影:cocoa.さん
つっぱり棒を縦に使い、カッティングボードを取り付けたグリーン棚です。縦に使うというのは、意外と思い浮かばないアイディアですよね。つっぱり棒にはサビ加工を施してあり、金属と見間違えてしまいそうな出来栄えです。カッティングボードが回転するので、いろいろな表情を見せてくれるインテリアになります。
■パタパタ扉に
撮影:amelie1259さん
キッチンの扉に、カーテン代わりの扉を設置しています。フォトフレームを蝶番で留めているので、パタパタ動くのがキュートですね。真ん中の位置につっぱり棒を付けていて、開いたままとめておくことも可能♪カフェのような窓に、変身させてくれます。
■オーニングカーテンに
撮影:makochi.mさん
つっぱり棒で立体感を出した、カフェ風のオーニングカーテンです。冷蔵庫の上のあきスペースが、キッチンのシンボル的な存在になりました。白と黒のストライプで、かわいらしさとシックさを兼ね備えた絶妙なバランスですね。骨組みがつっぱり棒でできるならば、すぐにでもマネしてみたくなります。
隠したり組み合わせたりすれば、つっぱり棒とは思えない本格的なDIYが楽しめます。あいた空間にぜひ取り入れてみてください。釘などを使わないので、重さを試しながら快適に利用してみてくださいね。
執筆:Hirari