[ダボス(スイス) 22日 ロイター] - 世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)が22─26日にスイス東部・ダボスで開催される。ロシアが軍事侵攻したウクライナ情勢への対応や世界的に深刻化するインフレ、気候変動などについて議論する見通し。
コロナ禍の影響で、2年ぶりの対面での開催となる。
23日にはウクライナのゼレンスキー大統領が、オンラインで演説する。欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長やドイツのショルツ首相、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長も登壇する予定。
各国の首脳や企業幹部らが出席するが、ロシア関係者は不参加。
ダボス会議の会議場周辺では例年、各国政府や企業が展示場を用意していた。ロシアもロシアハウスを設置して投資を促すなどしていたが、今年はロシアのウクライナでの残虐行為を紹介する展示場「ロシア戦争犯罪ハウス」が登場した。
ロシア軍による砲撃で負傷した男性や、破壊された建物の写真など数十点が展示されている。