アイシングループの自動車ブレーキ部品メーカーのアドヴィックスは、新開発の高性能キャリパが、メルセデスAMGの新型『SL』(Mercedes AMG SL)に採用されたと発表した。今回採用された製品はアルミ対向型6ポットキャリパで、制動力を向上したのが大きな特徴。
アドヴィックスでは、車載用電池を搭載する電動化に伴ってクルマの重量が増加傾向にあることから、今回開発した高性能キャリパが今後、幅広い車両向けにニーズが高まると見ている。
アドヴィックスは、世界トップレベルのブレーキシステムサプライヤーとして新たなニーズに対応する次世代ブレーキの開発に挑戦するとしている。