忙しい日の時短料理=レンチン、炒めもの? その決めつけ、捨てましょう。
そう語るのは「100文字レシピ」の生みの親・川津幸子さん。そんな川津さんのいち押しが「いきなりしょうゆ煮」。
作り方は、生の鶏肉と調味料を鍋に入れて火にかけ、ほっとくだけ。手間は最小限で驚くほどふっくらつやつやの照り焼きが完成。これ、本当に感動しますよ!
ぜひわかりやすい作り方動画もいっしょにチェックして。
『鶏肉のいきなりしょうゆ煮』のレシピ
材料(2人分)
鶏もも肉(大)……1枚(約300g)
〈煮汁〉
酒……1/4カップ
砂糖……大さじ1
しょうゆ……大さじ2と1/2
練り辛子……適宜
あれば万能ねぎ……適宜
作り方
(1)鶏肉は余分な脂肪を取り除く。口径20cmの鍋に煮汁の材料を入れ、鶏肉を皮目を下にして入れる。ぴっちりとふたをし、強火にかける。
(2)煮立ったら弱めの中火にし、10分ほど煮る。途中3~4回、肉の上下を返す。汁けが1/2量になったら、火を止めてふたをしたまま5分ほどおく。食べやすく切り、練り辛子と、あれば万能ねぎを添える。
「いきなりしょうゆ煮丼」にしても
温かいご飯に、しょうゆ煮の煮汁と万能ねぎの小口切り各適宜を混ぜて、器に盛る。一口大に切ったしょうゆ煮をのせ、粗びき黒こしょうをたっぷり。これは息子さんのお気に入りの食べ方なんだそう!
川津さんがこのレシピを思いついたのはもう15年以上前! 今流行りの、コールドスタート料理の走りかもしれませんね。最小限の手間で最高のおいしさ、ぜひ体験を。
『いきなりしょうゆ煮』のレシピを動画でチェック!
教えてくれたのは……
川津幸子さん
「100文字レシピ」シリーズのほか『川津さんちのおうちごはんのレシピとヒント204』など多数。簡単でおいしいレシピにファンが多い。
(『オレンジページCooking2020秋』より)