大学芋は甘さとしょっぱさが絶妙な美味しさの食べ物だが、あんの作り方や使う材料に迷った経験はないだろうか。今回は大学芋のあんの作り方4選とともに、それぞれの仕上がりや味の差を紹介したい。それでは早速みりんやはちみつ、水飴などいろいろな調味料を使ったあんの作り方を見ていこう。
1. 大学芋のあんの作り方1みりんを使ったあん
大学芋のあんの作り方といえば、砂糖や醤油を使うのが基本。しかし、砂糖を使わずにみりんを使って甘みを付けるあんの作り方もある。みりんをフライパンに入れて火にかけ、アルコールを飛ばし、好みで塩や醤油を加えて軽く煮詰めればあんの完成。砂糖を使わずにみりんのみで仕上げる大学芋のあんは優しい甘みで、甘すぎるものが苦手な人にもおすすめ。また、砂糖を使って仕上げるとあんが固まってしまう場合が多いが、みりんのみで作ると冷めてもあんがガチガチにならない。砂糖を控えている人や、甘みを抑えて作りたい場合はぜひみりんを活用してみよう。もちろん、砂糖とみりん両方を使っても美味しく仕上がる。甘いのが好きな人は砂糖をプラスしてみよう。
2. 大学芋のあんの作り方2はちみつを使ったあん
はちみつを使った大学芋のあんの作り方は、砂糖の代わりにはちみつを使うだけでOK。フライパンに水またはみりんを入れ、みりんの場合はアルコールを飛ばしておく。はちみつと少量の醤油を加えて軽く煮詰めたら、さつまいもを絡めて完成。はちみつは焦げやすいため、水やみりんなどで少し薄めるようにして使うとよい。砂糖で作ったあんは煮詰め方が難しく、加熱しすぎるとジャリジャリになったり硬くなりすぎたりする。はちみつを使うとそのような失敗が少なく、うまく仕上がりやすいので初心者にもおすすめ。はちみつの独特な香りが食欲をそそり、ほどよい甘みに仕上がる。
3. 大学芋のあんの作り方3水飴を使ったあん
水飴を使った大学芋のあんの作り方は、はちみつを使う場合とほぼ同じ。水かみりんで水飴を少し溶かすようなイメージで煮詰め、好みで醤油を加えて仕上げよう。水飴には粘性と保水性があるため、さつまいもにしっかり絡むツヤのあるあんが作れるのだ。時間がたってもガチガチに固まることがないうえに、しっかり粘度があるのでさつまいもに絡みついてくれる。はちみつは独特な香りがあるが、水飴はクセがないのでシンプルな味に仕上げたい人におすすめ。トロトロのあんに仕上げたいけれどはちみつが苦手な場合は、ぜひ水飴を使って作ってみよう。砂糖よりもあっさりとした仕上がりではあるものの、しっかりとした甘みが感じられるだろう。
4. 大学芋のあんの作り方4酢を使ったあん
大学芋のあんの作り方の中には、酢を使ったものもたくさんある。酢を入れる理由は、冷めても固まらないようにするためだ。砂糖を使って作る大学芋のあんは時間がたつと飴状に固まり、食べにくくなってしまう。そんなときは、あんに酢を少量加えておくと冷めても固まらなくなる。作り方はいつも作っているあんのレシピに、ほんの少しの酢を加えるだけでOK。酢は最初の段階で加えておけば、煮詰めるときに酸味が飛ぶので味にはほとんど影響がない。ただし、たくさん入れてしまうと酢の酸味や風味が残ってしまうので注意しよう。まずは砂糖と水を火にかけて溶かし、醤油と酢を加えて煮詰めると失敗しにくい。砂糖を溶かすときは混ぜすぎると砂糖が結晶化するので、できるだけ触らないようにしよう。
結論
大学芋のあんの作り方にはいろいろなものがあるが、使う材料によって仕上がりや味が異なる。どの大学芋も美味しいので、それぞれのあんの作り方を試しながら自分好みの味を探してみよう。カリカリやトロトロなど、食感の違いも面白いのでぜひ試してみてはいかがだろうか。