次々と新製品が発表されているレンジフード。お手入れが楽なものや、自動お掃除機能のついたもの、デザイン性に長けたものまで多くの選択肢がある。昨今のDIYブームで、レンジフードを自分で新しいものに交換する方もいるだろう。しかし、使わなくなったレンジフードはどうやって処分するのか、ご存じの方は少ないのではないか。そこで今回はレンジフードをお得に処分する方法と自治体収集での捨て方を紹介する。
1. レンジフードを横浜市で捨てるには
レンジフードを自治体収集で捨てる場合は「粗大ごみ」になることが多い。ここでは、横浜市を例にして、レンジフードの捨て方を紹介する。
神奈川県横浜市では、小型の換気扇をのぞくレンジフードは粗大ごみに分別される。30㎝未満の小型の金属製換気扇は、「小さな金属類」に分別されリサイクルされる。プラスチック製の換気扇は「燃やすごみ」だが、50㎝以上の場合は粗大ごみになる。
横浜市では、粗大ごみの収集は「粗大ごみ受付センター」へ電話またはインターネットで申し込む。申込時に「収集日」「手数料」「出す場所」を知らせてくれる。
ごみ出しのルールや処分費用は各自治体、定期的に変更されることも多いので、捨てるタイミングで直接問い合わせてほしい。
2. レンジフードフィルターはどう捨てる?
レンジフードフィルターのみを処分したい場合は、「一般ごみ」や燃やすごみで問題ないだろう。金属製のレンジフードフィルターは「金属ごみ」としてリサイクルされることも多い。ただし、金属製で30㎝を超えるレンジフードフィルターは粗大ごみになることもあるので注意しよう。
金属製レンジフードフィルターや未使用の不燃性フィルターは、不用品売買サイトなどで売ることもできる。
きれいなものなら買い手もつきやすい。フィルターだけなら送料負担も少なくて済むだろう。
3. 交換なら販売店で引き取ってくれる場合も
レンジフードの交換工事を販売店に頼むなら、古いレンジフードは無料で引き取ってくれることが大半だ。工事費には廃棄処分費が含まれていることが多いからだ。引き取りに追加料金がかかるか不安な場合には販売店に確認してから購入しよう。販売店によっては下取りサービスを実施しているケースもある。
4. レンジフードは売れる可能性大!
レンジフードは中古品でも、比較的新しいものや汚れが少ないものなら売れる可能性がある。型番や年式によっては高く売れることもある。
不用品売買サイトやリサイクルショップに売る場合は見た目も価格に反映されるため、できる限りきれいに清掃してから出品・査定に出すことをおすすめする。
故障していたり古すぎて売れないレンジフードも、鉄やステンレス製ならスクラップ業者が買い取ってくれる場合もある。数百円にしかならなくとも、粗大ごみに捨てる手間や費用と比べると有利な選択肢ではないだろうか。
結論
レンジフードはほとんどの場合、自治体収集では粗大ごみになり処理手数料がかかる。レンジフードが大きくて自分自身で運び出すのが困難なら、交換作業を販売店に依頼し、引き取ってもらう捨て方もある。比較的きれいなレンジフードなら、不用品売買サイトやリサイクルショップへ売ることも検討したい。汚れが酷く清掃の手間を省きたい場合や壊れている場合は、リサイクル業者やスクラップ業者へ問い合わせてみるのも一つの手だ。また、レンジフードはガスコンロと一緒に交換する人も多い。ガスコンロの設置は特別な知識が必要なため、専門店に頼むことになる。その際、しっかりと、処分費用も含んだ見積もりを確認しておこう。処分費用は別としているお店もあり、注意が必要だ。