グレーネクタイは「柄」によってそれぞれ意味があるって知ってた!?その驚きの意味とは?おすすめのコーデ術も紹介
ネクタイは、着用シーンに合わせて色柄を使い分ける必要があるので、場合によっては頭を悩ませてしまうこともあるだろう。しかしグレーネクタイであれば、フォーマル・カジュアルを問わず使いやすく、ネイビーやグレーといった定番のスーツとも合わせやすいことから、高い人気を誇っている。本記事では、そんなグレーネクタイに関するさまざまなポイントを、詳しく解説していこう。
1. グレーネクタイの意味や印象とは?
グレーネクタイは、「冷静」や「柔軟」といった意味を持ち、穏やかで落ち着いた雰囲気を与えられることが特徴だ。また、グレーネクタイは主張が少ない色味なので、相手に警戒心を抱かせないこともポイントである。このことから、グレーネクタイは営業や商談などのビジネスシーンはもちろん、多くの人と合うパーティーなどのシーンでも活躍できる、汎用性の高さが魅力のネクタイなのだ。
2. グレーネクタイの柄の種類
グレーネクタイは、柄のバリエーションも豊富である。それぞれの柄の種類や、特徴を確認していこう。
無地
無地はソリッド柄とも呼ばれ、「誠実」や「品格」といった意味を持つ。どのようなタイプのスーツにも合わせやすく、シーンを問わず使える点も大きなメリットである。コーデも簡単なので、1本は持っておくと便利だろう。
ストライプ柄
ストライプ柄は、「さわやかさ」や「勤勉」といった意味を持つ。相手に知的で真面目な印象を与えやすく、ビジネスシーンでも定番の柄とされている。ストライプの間隔が広くなるほどカジュアル度が高くなるので、シーンによって使い分けるようにしたい。
ドット柄
ドット柄は、「エレガント」や「上品」といった意味を持つ。落ち着きのある印象を与えやすく、ストライプ柄と同じくビジネスシーンをはじめ、さまざまなシーンで使いやすい柄である。ドットのサイズは、小さい順にピンドット・ポルカドット・コインドットと種類が分かれており、ドットが大きくなるほどカジュアル度が高くなる。
小紋柄
小紋柄は、「慎ましさ」や「上品」といった意味を持つ。知的な印象を与えやすく、誰からも好印象を持たれる柄なので、シーンを問わずスーツスタイルのアクセントとして親しまれている。幾何学模様や花柄など、さまざまな柄が複数入ったデザインが特徴で、こちらもドット柄と同じく、柄が大きいほどカジュアル度が高くなる。
チェック柄
チェック柄は、「明るさ」や「親近感」といった意味を持つ。話しやすい雰囲気を作り出せるので、コミュニケーションを円滑に進めたいシーンや、カジュアルな場面で活躍できる柄である。
3. グレーネクタイの素材の種類
続いて本項では、グレーネクタイの素材についても知っていこう。季節によってグレーネクタイの素材選びまでこだわり、着こなしをよりオシャレに演出したい。
リネン
リネンとは、麻を原料にした素材を指す。さらりとした肌触りで、涼しげな印象を与えられることから、春夏のスーツスタイルにぴったりといえるだろう。また、リネンは吸水性・耐久性に優れており、長く使えることも特徴だ。
ウール
ウールとは、羊毛を原料にした素材を指す。リネンとは対照的で、ほどよいボリューム感と、温かみのある印象を与えられることから、秋冬のスーツスタイルにぴったりといえるだろう。ウールは型崩れやシワになりにくく、季節感のあるフランネルやツイード素材のスーツとの相性がバツグンだ。
4. シーン別のグレーネクタイコーデ
グレーネクタイは、フォーマル・カジュアルを問わず使いやすいと冒頭で述べたが、シーン別のグレーネクタイコーデを覚えておけば、直前で悩む心配はないだろう。
ビジネスシーン
ビジネスシーンでは、ネイビースーツ・グレースーツと、グレーネクタイの組み合わせが人気のコーデである。スーツの柄が無地の場合、無地のグレーネクタイでは少し地味な印象を与えるので、ストライプ柄やドット柄のグレーネクタイを取り入れるのがおすすめだ。
フォーマルシーン
フォーマルシーンでは、グレースーツにグレーネクタイを合わせ、同系色のコーデでスタイリッシュに決めてみよう。結婚式など華やかな場面では、光沢感のあるグレーネクタイもおすすめだ。よりエレガントな着こなしに仕上がる。
カジュアルシーン
カジュアルシーンでは、コーデの自由度が高くなるので、思い切ったデザインのグレーネクタイを選んでみるのもよいだろう。ビジネスシーンやフォーマルシーンでは使いづらい、チェック柄のグレーネクタイや、ニット素材を使ったグレーネクタイも、パーティーなどのカジュアルシーンと相性がよい。
5. グレースーツとネクタイの合わせ方
最後に、グレースーツとネクタイの合わせ方についても理解しておきたい。グレーネクタイにバリエーションがあるように、グレースーツにもさまざまな種類がある。色味の違いによる合わせ方のポイントを確認していこう。
チャコールグレースーツの場合
チャコールグレースーツとは、黒に近いグレーであり、シックで落ち着いた印象を与えられることが特徴だ。ネクタイと合わせる際は、チャコールグレーの印象を活かすためにも、暗めのトーンの種類から選ぶのがポイント。柄もあまり主張しない種類をおすすめしたい。
ミディアムグレースーツの場合
ミディアムグレースーツとは、白と黒のちょうど中間のグレーであり、柔和で大人らしい印象を与えられることが特徴だ。比較的どのトーンのネクタイとも合わせやすく、柄は小紋柄やストライプ柄と相性がよい。
ライトグレースーツの場合
ライトグレースーツとは、白に近いグレーであり、オシャレでさわやかな印象を与えられることが特徴だ。スーツの印象通り、鮮やかなトーンのネクタイと相性がよく、柄も明るい種類と合わせやすい。
結論
グレーネクタイの意味や印象をはじめ、柄や素材の種類、シーン別のコーデなど、グレーネクタイの特徴について理解を深めてもらった。シーンを問わず使いやすいネクタイなので、ネクタイ選びに迷った際は、ぜひグレーネクタイを手に取ってもらいたい。