「続柄」なんて読む?
今年も終盤となり、年末調整などの書類を準備する季節が近づいてきました。そんなとき目にする「続柄」。これを正しく読めますか?

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◆正解は「つづきがら」
続柄とは『親族としての関係』のことを意味し、「つづきがら」と読みます。
え? 「ぞくがら」じゃないの? と驚いた方もいらっしゃるかもしれません。デジタル大辞泉にも『続柄(つづきがら)の俗な言い方』とあるように、「ぞくがら」は世間一般に広く使われている読み方ではあるけれど、正しくは「つづきがら」なんですね。
◆続柄ってなに?

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書類で続柄の欄を記入する際、住民票にある続柄をそのままうつせばいいのか、はたまた変えなければいけないのか、なんて書いたら良いのか一瞬迷った経験はありませんか?
続柄は親族としての関係、すなわち血縁関係について書く欄で、その書類の中心人物から見た関係を書きます。
例えば、住民票の中心人物は世帯主です。世帯主がご自身である方もいらっしゃると思いますし、お父さんやお母さん、配偶者の方もいらっしゃると思います。
住民票はその世帯主から見た家族関係が書いてあるため、世帯主が『ご自身である場合』には、ご自身を本人または世帯主として、お父さんは父、お母さんは母が続柄となります。一方、世帯主が『お父さんやお母さんである場合』には、ご自身は子が続柄となります。つまり続柄は中心人物が誰かによって変化するんですね。
いかがでしたか? 年末調整の書類の中には「あなたとの続柄」という欄があります。その場合は中心人物をご自身とした場合の関係を書きます。続柄を書く際には、誰からみた時の関係性なのかを意識すると間違えずに書けますね。
言葉の意味/デジタル大辞泉
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