信楽焼の産地、滋賀県甲賀市の信楽町で、まちのシンボルとして親しまれている巨大なたぬきの置物が、10月のハロウィーンにちなんだ姿に衣がえしました。
甲賀市内を走る信楽高原鉄道の信楽駅前には、高さが5.3メートル、胴回りが6.6メートルもある巨大なたぬきの置物があり、地元の人たちが季節に合わせて衣がえをしています。
今回の衣がえは、10月31日のハロウィーンにちなんだもので、9月30日、地元の観光協会のメンバーたちが、かぼちゃのおばけをイメージしたオレンジ色の衣装や帽子を飾りつけていました。
東京から観光で訪れたという女性は「かぼちゃの顔の部分がたぬきのお腹になっていてかわいらしいです」と話していました。
信楽町観光協会の福山淳さんは「秋の行楽シーズンにぜひお越しいただいて、ハロウィーンの衣装に着替えた大たぬきを見てほしいです」と話していました。
ハロウィーン姿のたぬきは、10月31日まで楽しめるということです。