中尾彬さんに相続問題浮上 法定相続人である"元妻との息子"への連絡一切なし、元妻告白「怒っています」
「同い年なので、私が先に逝くかなと思っていました……。ずっと音沙汰はなかったですし、もうあちらとは関係はない。ですけど……息子への対応を振り返ると、もっと違った接し方があったんじゃないかと思っています」
「中尾さんのトレードマークだった“ねじねじ”を大量に処分したエピソードや、友人関係をも躊躇なく断捨離した終活事情を語る一方で、『相続』について言及することはほとんどありませんでした。一般的に終活において重要なポイントとされる相続を話題に出さなかったのは、息子さんの存在があったからかもしれません」(中尾さんの知人)
◆「おれには子供がいない」
《X(※誌面では息子の実名)のことを考えると、眠れない夜もあるんです……。そんなときは、酒を飲んで自分の気をまぎらすんです。ドラマの最中にも、ふと、子役の子どもとXの顔がダブるときがある。そんなとき、声も出なくなるんです。(中略)妻とは別れても、Xはボクの子どもなんですよ》
「中尾さんは、息子さんについて口を開くことがなくなりました。そればかりか、メディアや周囲に“おれには子供がいない”と話すようになったんです。もちろん、それは“志乃さんとの間に”という意味でしょうし、志乃さんの気持ちを汲んだ言葉だったのもわかっていました。ですが、どこかで子供の存在を忘れるために言っているんじゃないかと思うこともありました。
「子供がいない」の真意は中尾さんにしかわからないが、離れて暮らす幼い息子にはつらい言葉として残ったのかもしれない。
◆「私はその点は怒っていますよ」
「相続の話があればあちらの奥様が生きているうちに言ってくるでしょうが、こちらから何か言うつもりもありません。そもそも息子を大切に思っていたのならば、(中尾さんは)自分が生きているうちに、息子との関係にけじめをつけないといけなかったんじゃないでしょうか。私はその点は怒っていますよ」(元妻)
「仮に被相続人が “全財産を配偶者に相続させる”という旨の遺言状を残していたとしても、子供には『遺留分』として法定相続分の2分の1を受け取る権利が残ります。疎遠になっているとはいえ、基本的に法定相続人の存在を無視して相続の手続きを進めることはできません。住所がわからない場合でも、専門家に依頼するなどして連絡を取る必要があります」
「2005年に中尾さんが終の棲家として購入した都内の高層マンションの一室は、2009年に贈与の形で志乃さんに所有権を移転しています。中尾さんの所有不動産ではありませんから、相続財産にはならない。もしかしたら、中尾さんは相続の手続きが進まないことを見越していたのかもしれません」(前出・中尾さんの知人)
※女性セブン2024年7月4日号