今年の8月に公開を迎え、以来話題を呼び続けているHBOのドラマシリーズ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』。このシリーズにデイモン・ターガリエンとして出演しているマット・スミスが、イギリス王室のメンバーに関してある暴露話を披露している。
公開されたばかりの『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のプロモーション活動に忙しいマットは、今月8日にエリザベス女王が亡くなったこともあり、インタビューの中でドラマ『ザ・クラウン』に関する質問を頻繁に受けている。
『ザ・クラウン』は、イギリス王室を題材にしたフィクションで、マットは若かりし頃のフィリップ殿下を演じている。
15日にアメリカの情報番組『トゥデイ』に出演した際には、イギリス王室のメンバーに実際に会った時のエピソードを披露。「チャールズ国王––当時の皇太子に会った時は、“素敵な靴ですね”とコメントしたら、“もう30年も履いてる”と返ってきたんだ」と、思い出を語った。
また、ヘンリー王子に会った時のことも、こう話している。
「ポロの試合でヘンリー王子に会ったこともある」「王子が近寄ってきて握手をすると、“おじいちゃん”って呼ばれたよ」
「王子は『ザ・クラウン』を観たんだ。全部観たかは分からないけど、少しだけ視聴したらしい」
ドラマ内で自身の祖父フィリップ殿下を演じたマットを「おじいちゃん」と呼ぶとは、ヘンリー王子もなかなかのやり手だ。
さらにマットは、エリザベス女王が『ザ・クラウン』を視聴した可能性があると、こう続けたのだった。
「女王もドラマを観ていたって話を聞いた。日曜日の夜にプロジェクターに投映して観てたらしい」「だけど、フィリップ殿下はドラマを観なかったって確信を持って言える」
というのも、マットの友人が王室主催のディナーに出席した際、フィリップ殿下に『ザ・クラウン』を観たことがあるかと尋ねたところ、殿下は振り返り、こう言ったのだという。
「バカなことを言うんじゃない」
MTV NEWS