公務で北アイルランドを訪れる予定だったイギリスのエリザベス女王だが、ドクターストップによりしぶしぶ訪問をキャンセルしたようだ。
現地時間で10月20日、英国王室は、女王が北アイルランド行きを断念したことを次のように発表した。
「女王は不本意ながらも、今後数日間は療養するべきだという医師のアドバイスを聞き入れました。陛下は元気にしておりますが、今日と明日に予定していた北アイルランド行きを断念せざるを得ず、がっかりしておられます。北アイルランドのみなさんに対し、女王はよろしくとおっしゃっており、将来的にまた訪問することを楽しみにしておられます」
今回医師がドクターストップを出すに至った経緯は、これまでのところ発表されていない。
BBCは、10月31日から11月12日にかけてスコットランドのグラスゴーにて開催される「第26回 気候変動枠組条約締約国会議」に女王が出席する可能性があると報じているが、英国王室はこの報道についてコメントを発表しておらず、実際に出席するか否かは不明なままだ。
女王はここ数週間、杖を使って歩く姿が激写されており、国民からは女王の体調を心配する声も寄せられている。
MTV NEWS