実業家セレブのキム・カーダシアンと交際を始めたことで、キムの元夫でミュージシャンのカニエ・ウェストから、執拗な口撃を受けるようになったピート・デヴィッドソンが、遂に反撃を開始した。
コメディアンとして人気バラエティー番組『サタデー・ナイト・ライブ(以下:SNL)』でレギュラーの座に就いているピート。今回、同番組でゲストライターを務めているデイヴ・シリウスは、現地時間で3月13日に自身のインスタグラム上にて、ピートがカニエに送ったとされるメッセージのやり取りをスクショした画像を投稿した。(現在この投稿は削除されている)
ここ数カ月間、カニエは自身の音楽作品やSNS投稿を通して、ピートへ執拗な口撃を続けてきた。ピートに「Skete(スキート」というあだ名をつけ、「クソ野郎」、「ぶちのめしてやる」と罵ったり、今月頭に公開した楽曲「Eazy」のミュージックビデオでは、粘土で作ったピートの人形を生き埋めにする描写で人々から批判を受けている。
さらにカニエはピートだけでなく、離婚協議が続くキムについても、「子供に会わせてくれない」、「ノース(長女)にはTikTokの使用をやめて欲しいと言ったのに、キムが許している」など、キムが親としてふさわしい人物ではないと示唆するコメントをSNS上で行っている。
こうした状況が数カ月間続いたことを受け、遂にピートは反撃。デイヴ・シリウスのインスタグラムにアップされたカニエとのメッセージのやり取りには、こう書かれていた。(一部抜粋)
「キムは、今までの人生で会ってきたどんな人よりも素晴らしい母親だ。キムの子供たちへの対応は本当に素晴らしい。そんな彼女があんたの子供たちの母親で、ラッキーだと思った方が良い。もうこれ以上、あんたが俺たちのことをこんな風に扱うのを見過ごすわけにはいかない。おとなしくしてるのもここまでだ。大人になれよ」
これに対しカニエは、「おっと、汚い言葉を使ってるな。今どこにいるんだ?」と返信。するとピートはベッドの中で撮ったセルフィーと共に、「あんたの妻とベッドの中にいる」と返したのだった。
またピートは、以前は『SNL』の中でカニエをネタにしたジョークを披露していたが、製作陣の希望を無視し、最近ではカニエについて話をするのを避けていたと告白した。
「あんたにはひどい扱いを受けてきたが、俺はずっとあんたに対して優しくしてきた。『SNL』でもあんたのことをネタにするのをやめた。製作陣はここ数カ月間ずっと俺にあんたの話をして欲しかったみたいだけど」
「コメディーショーのステージでもあんたの話をするのをやめた。なぜなら、恋人の子供たちの父親に恥をかかせたくなかったからだ。だけど、この6カ月間そうであったようにこれからも俺のことを口撃するようなら、もう良い人でいるのもやめようと思う」
さらにピートは、精神病を患っているカニエに対し「治療を受けた方が良い。ずっと良くなるから」とアドバイスしたほか、和解するためにプライベートに話がしたいと提案していた。
MTV NEWS