日本では7月1日に公開を予定している、ディズニー&ピクサーの最新映画『バズ・ライトイヤー』の宣伝のため、主人公バズ・ライトイヤーの声優を担当したクリス・エヴァンスがトーク番組に出演!過去に経験した、「ピリピリした雰囲気になった」経験を明かした。
映画の宣伝のため、米人気トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演したクリスは、司会者のジミー・キンメルから、「映画のプロモーション活動で忙しいのではないか」という質問を受ける。これに対しクリスは、「今日ここから活動がスタートして、今後世界中を飛び回る予定だ」と話したうえで、過去に出演した作品のプロモーションで韓国を訪れた際に起こった面白エピソードを語ってくれた。
「(2013年公開の)『スノーピアサー』って映画に出演した時なんだけど、監督が韓国人(ポン・ジュノ)だったから、プロモーションで韓国に行ったんだ。飛行機が着陸して空港のゲートを出たら、そこはまるで“動物園”だった」
「僕らはビートルズのような歓迎を受けて、集まった人々は叫び声をあげていた。群衆を引き留めるために細いロープが引かれてたんだけど、人に押されてど崩壊してしまったよ」
「すぐに僕らは人々に囲まれて、ちょっとの間ピリピリした空気になったんだ。その後警備員が飛んできて、外に連れ出してくれたよ」
この経験を踏まえて、どうやらオーガナイザー側はセキュリティーの強化を図ったようで、韓国を発つ時にはこんなことがあったのだという。
「数日後に韓国を発つ際、空港に戻ると、後ろにバンが停まってた。そこから25人だか30人くらいのめちゃくちゃデカい、巨体の韓国人男性たちが出てきたんだ。皆スーツを着ててさ、僕を囲うようにして円になって、手をつなぎ始めた。そのままの状態で空港までエスコートされたよ」
「だけど、その日はファンは一人も姿を現さなかった。全く誰も!ただ僕が自分一人で歩いてるような状態で、“何だこれ”って思ったよ」
空港にはファンが一人もいなかったため、脅威はないと判断したクリスは「もう大丈夫だから」と伝えたそうだが、警備員たちは頑なに手を解くことはなかったという。
「彼らはミッションの遂行中だったんだ!」
MTV NEWS