イギリスの音楽シーンにてブリティッシュ・ラップの分野を確立した先駆者で、大英帝国勲章を得た経歴を持つ起業家のジャマル・エドワーズが亡くなった。31歳だった。
英人気トーク番組『Loose Women』で司会を務めるジャマルの母ブレンダ・エドワーズは、番組の中でジャマルの突然の訃報を伝えた。
YouTube上では100万人以上のフォロワーと計10億回以上の試聴再生回数を誇るジャマルは、英国内外にて“グライム”の分野を切り開いてきた先駆者であった。
現地時間で2月21日、ブレンダはツイッター上でも次のようにジャマルの訃報を伝えている。(一部抜粋)
「私の可愛い息子ジャマル・エドワーズが、急病により昨日の朝に亡くなりました。私自身、娘のタニーシャ、そして他の家族のメンバーと息子の友人たちは、ひどく打ちひしがれています。息子は、私たちの世界の中心でした」
After the devastating death of Jamal, our thoughts are with Brenda today. She’s sent us this message: pic.twitter.com/EZWH3b5tcX
— Loose Women (@loosewomen) February 21, 2022
なお、死因となった“急病”の詳細については、今のところ明かされていない。
ジャマルは、2006年に独自のメディアプラットフォーム「SmokeyBarz TV」を創設。エド・シーランやジェシー・J 、リタ・オラにスケプタと、多くの大物アーティストがこの「SmokeyBarz TV」を利用しキャリアをスタートさせ、巣立っていった。
ジャマルの最後のインスタグラム投稿となってしまった写真は、2月18日にアップされたもので、エド・シーランの31歳の誕生日を祝うものであった。写真には、“SmokeyBarz TV時代”の2人の姿が写っている。
MTV NEWS