ロバート・F・ケネディ・Jr.の息子でテイラー・スウィフトの元恋人であるコナー・ケネディが、ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナで、ウクライナに加勢し軍人として闘っていたことが明らかになった。
現在は無事にアメリカへと帰国しているコナーは、インスタグラムを更新し、ウクライナの現状や自身の体験について言及。「ウクライナで死ぬ気でいた」と、次のように綴ったのだった。(一部抜粋)
「この1年間、ウクライナで起きていることを目の当たりにして、深い感動を覚えた。僕も力になりたいと思ったんだ」「ウクライナ領土防衛国際軍団の話を聞いて現地へ行こうと思い、翌日、入隊するために大使館に行った」
「僕がどこに行っていたかを知っている人は、アメリカで一人だけ。そして、ウクライナで僕の本名を知っていた人も、一人だけだった。家族や友人に心配をかけたくなかったし、現地で特別な扱いを受けたくなかったからだ」
「軍隊の経験はなく射撃も得意ではなかったけど、重いものを運ぶことくらいはできたし、覚えも早かったはず。ウクライナで死んでも構わないと思ってた。それで、僕はすぐに東北戦線に派遣されることになった」
どれくらいの間ウクライナにいたのかは明確にしないまま、コナーはこう続ける。
「ウクライナでの滞在は長くなかったけど、多くのことを見て、多くのことを感じた。思ってた以上に、軍人であることが好きだった。怖いのは怖い。だけど、人生はシンプルで、勇気をもって良いことをした時に得る報酬は素晴らしいものだ」
「この戦争は、今世紀の民主主義の運命を形作るものである。その政治とそこでの西側諸国の政府の役割について、もっと言うべきことがある。とりあえず今は、個人のできる限りの範囲でウクライナをサポートして欲しいと思う。軍団に参加したり、国境で援助したり、医療品を送ったりしてね」
「永遠に続く平和のために、毎日、ウクライナでは誰かが全てを犠牲にしている。彼らは、単独で行動しろと求められることはない」
ウクライナのゼレンスキー大統領は、今年の2月にウクライナ領土防衛国際軍団を発足。TIME誌のレポートによれば、発足から1週間で52か国から2万人もの人々が入団したとされている。
MTV NEWS