グラミー賞を運営するザ・レコーディング・アカデミーは9日(現地時間)、2023年の第65回から追加される、5つの新たなカテゴリーを発表。詳細を明らかにした。
今回新たに追加が発表されたのは、「Songwriter of the Year (Non-Classical)(年間最優秀ソングライター賞(ノンクラシカル)」、「Best Alternative Music Performance(最優秀オルタナティブ・パフォーマンス賞)」、「Best Americana Music Performance(最優秀アメリカンミュージック・パフォーマンス賞)」、「Best Score Soundtrack for Video Games And Other Interactive Media(最優秀ビデオゲーム/インタラクティブ・メディア・サウンドトラック賞)」、「Best Spoken Word Poetry Album(最優秀ポエム・パフォーマンス・アルバム賞)」の5つだ。
新たなカテゴリーを設立した理由について、ザ・レコーディング・アカデミーのCEOハーヴィー・メイソン・Jr.は、声明の中でこう説明している。(全文)
「我々は、カテゴリーの新設や改正を通じて、音楽クリエーターの多様なコミュニティーに敬意を表し、変化や進化、そしてコラボレーションを刺激する環境の育成を続けることができ、大変嬉しく思っています」
「ザ・アカデミーの最優先事項は、私たちが仕える業界関係者のみなさんを効果的に代表することです。毎年会員の声に耳を傾け、私たちの規則とガイドラインが、日々進化するこの業界に反映されるようにしなければなりません」
「年間最優秀ソングライター賞(ノンクラシカル)」は、プロデュースや演奏以外の仕事を多くこなすソングライターたちにとって、業界における大きな仕事とその影響力が評価される名誉ある賞となる。
同賞については、以前よりソングライターたちから「設立して欲しい」といった声が上がっており、設立が実現したことで、音楽業界の関係者や音楽ファンからは喜びのコメントが寄せられている。
MTV NEWS