2月27日、世界的ポップ・ロック・バンドのマルーン5がチリでコンサートを開催!そのパフォーマンスの途中でフロントマンのアダム・レヴィーンが発したとあるコメントが問題とされ、炎上騒ぎとなった。「プロ意識に欠ける発言だ」と非難されたアダムはその後、インスタグラムを通して謝罪の言葉を述べている。
Peopleによれば、この日バンドがヒット曲「She Will Be Loved」を演奏すると、集まった観客たちはアダムの歌に合わせて大合唱。するとアダムは、「君たちが僕の仕事を代わりにやるというなら、どうぞお好きに」と一言。さらにステージ裏の様子を撮影した動画の中では、ステージから降りてきたアダムが「あんなのテレビ番組だ、コンサートなんかじゃなかった」と、イライラした様子でギタリストのジェイムス・ヴァレンタインと話していた。
このアダムの言動の数々を受け、当日コンサートに足を運んだ観客はもちろんのこと、多くのファンが激怒!アダムを非難するコメントが続々とツイートされた。
「かなりお粗末なビニャ・デル・マール公演だったよ。あんなにもプロ意識に欠けるパフォーマンスは、もう長いこと見たことがない。ファンに許しを請うべきだ。あんな酷いパフォーマンスをしておいて、言い訳なんか聞きたくもない」
@maroon5 lousy show in Viña del Mar guys.. haven’t seen such unprofessionalism in a good while. You should ask your fans for forgivenness.. there are no excuses for doing such a poor job
— Lincita y si po, apruebo (@Lincita) February 28, 2020
「マルーン5のことは大好きだけど、アダムは恥を知るべきだ。チリを訪れてビニャ・デル・マールの観客たちを侮辱するなんて…」
I love Maroon 5 but shame on you Adam, you can't go to Chile and to insult Viña del Mar audience #Maroon5EnChile
— jose (@chenando1906) February 29, 2020
「あんたたちは最低だよ、マルーン5。特にアダム・レヴィーンはね。人生で一番最高なコンサートになると期待していたのに、最悪な体験になった。もうチリに来なくていい、誰も来て欲しいとは思わないさ」
Fuck you #Maroon5, especially Adam Levine. What I thought was going to be the greatest concert ever turned out to be the worst. Don't bother coming back to Chile. We won't miss you.
— Comenteitor (@Comenteitor) February 28, 2020
こうしたネット上でのファンたちの声を受け、アダムは自身のインスタグラムに謝罪の動画を投稿。自身の言動について、次のように弁明している。
「正直に言うと、昨夜は音響的に満足が出来ない様な環境の中でパフォーマンスをしていて、それで機嫌が悪くなったんだ。その影響がステージ上での言動に出てしまったんだけど、プロとして失格だったと思うし、本当に申し訳ないと思っています」「僕は色々と苦戦することが多いんだけど、そういった苦悩を隠すのがたまにとても難しい時がある。その点において、みんなを失望させたことに謝りたいと思う。昨日の夜はバンドとして最高なパフォーマンスをしたとは呼べなかった。その点についても本当に申し訳なかった」
だが、この謝罪の言葉を受けてもなおファンの怒りは収まらないようで、「アダム、君にとって今日のコンサートは数あるスケジュールの内の一つ、しかもあまりいい日じゃない中で開催した単なるライヴにしか過ぎなかったかもしれないが、チリに住むファンにとっては、“一生で一度”になるかもしれない数少ないチャンスだったんだ。僕自身、妻、そして子供たちの分のVIPチケットを買うのに、僕は1か月分の給料以上の金額を支払った。あんたの謝罪はとても誠実だとは思えなかった」といった、お灸をすえる厳しいコメントが引き続き寄せられている。
MTV NEWS