映画『トワイライト』シリーズへの出演をきっかけに、一躍大人気俳優となったテイラー・ロートナーが、有名人としての苦悩を告白。10年間ほど、映画館や買い物に行くのも「怖かった」と語った。
現地時間で今月27日、アメリカの朝の情報番組『トゥデイ』に出演したテイラーは、友人ジェイソン・ケネディとのインタビューの中で、有名人として生きる人生のネガティブな面について告白。『トワイライト』への出演がきっかけで人気俳優へと躍進したが、世間の人々に見つかるのが怖くて買い物や映画館に行くことができなかったと、こう語ったのだった。
「数年間、家から出ない生活を続けてた。家から出るときはいつも、帽子やサングラスを着用して、怯えながら出かけてたよ」「(映画のヒットで有名になり)自分の内側で何かが起こった。何なのかはわからないけど、とにかく出かけるのが怖くなったんだ。出かけようとすると、不安に襲われる。だから家から出なかった」
「ただの散歩をしに行こうと思って外に出ると、10台以上の車が家の外で待ってて、僕の行く先々についてこようとする」「空港に行けば、何千人ものファンがこちらに向かって叫ぶんだ」
しかし、映画シリーズの最終章である『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』が公開されてから、突如としてそうした現象が収まったのだという。
「世間から注目されている時は、普通の人生を送りたいと思ってすごくフラストレーションを感じる。だけど大役を終えると、自分に問うようになるんだ。“これって、もう世間の人たちは僕のことはどうでもよくなるってこと?”って。そして実際にそうなる。そのことに気付いた時が一番危ない。気が狂いそうになるからね」
しばらくは俳優としての活動もゆっくり進めていたテイラーだが、今月28日からNetflixで配信開始となった映画『ホーム・チーム』に出演し、ハリウッドにカムバックを果たしている。
またプライベートでは、昨年11月に恋人テイラー・ドームとの婚約を発表している。
MTV NEWS