毎日の仕事、少しでも効率よく行いたいですよね。そこで、雑誌『MONOQLO』がさまざまなアイテムをテストし、仕事を効率化してくれる「賢い道具」を探しました。
今回は、単純作業を効率化する道具としてハンコに注目。長く使える最強の「ネーム印」を紹介するほか、人気の100均の3製品でどれがおすすめか比較検証しました。
アナログ仕事こそ良いモノを選んで効率化
手書きが必要な書類をはじめ、ハンコを押したりカッターで梱包物を開けたりなど、普段の仕事にはまだまだたくさんのアナログ仕事が存在します。
こうした仕事に使う道具をいいものに替えるだけで作業効率が高まり、スムーズに仕事をこなせるようになります。
そこで今回は名前をスタンプするハンコ、「ネーム印」に注目しました。「長持ち度」「使いやすさ」「コスパ」にフォーカスし、全部で2万7660回押してわかった最強のハンコを紹介します。
【A+評価】シヤチハタ「ネーム9XL-9」
シヤチハタ
ネーム9
XL-9
実勢価格:1380円
▼テスト結果
長持ち度:◎+(10800回)
押しやすさ:◎
コスパ:○(11.5回/1円)
今回ベストバイを獲得したのは、シヤチハタ「ネーム9XL-9」です。
ハンコメーカーの超定番製品だけあって、インクの持続性が圧倒的。これ1本で1万回以上押すことができ、5〜6000回まではかなりくっきり鮮やかです。また、クッションがきいていて押しやすいのもポイント。
少し値は張りますが、交換の手間がないのは嬉しいです。
5〜6000回までクッキリ! 合計1万800回押せました
インクがしっかり出て、5〜6000回ぐらいまではかすれもなくクッキリ押せます。それ以降はややかすれるものの、じつに1万回以上押せました。
100均のハンコで優秀なのはどれ?
でも、名前入りのハンコなら100均でも売っていますよね。そこで、「ダイソー」「キャンドゥ」「セリア」の3製品を比較検証しました。
【B評価】キャンドゥ「プッシュスタンプ」
キャンドゥ
プッシュスタンプ
実勢価格:110円
▼テスト結果
長持ち度:○(3440回)
押しやすさ:○
コスパ:◎(31.3回/1円)
キャンドゥ「プッシュスタンプ」はB評価でした。3400回ほどで押せなくなりましたが、コスパはかなり高めです。
【B評価】セリア「 プッシュスタンプ」
セリア
プッシュスタンプ
実勢価格:110円
▼テスト結果
長持ち度:○(3200回)
押しやすさ:○
コスパ:◎(29回/1円)
セリア「プッシュスタンプ」はB評価でした。キャンドゥ販売製品と同じものなのか、ほとんど実力は同じでした。
【A+評価】ダイソー「プッシュースタンプ」
ダイソー
プッシュースタンプ
実勢価格:110円
▼テスト結果
長持ち度:◎(1万220回)
押しやすさ:○
コスパ:◎+(92.9回/1円)
もっとも高評価だったのは、ダイソー「プッシュースタンプ」。A+評価を獲得しました。
100均のハンコで1万回以上押すことができたのはダイソーだけ。コスパ最高です。
ほかにもこんな便利ハンコを発見!
シヤチハタ「ネームデュオ(メールオーダー式)」
シヤチハタ
ネームデュオ(メールオーダー式)
実勢価格:2640円
シヤチハタ「ネームデュオ(メールオーダー式)」はネーム印と印鑑が両方使える便利なリバーシブルハンコです。用途によって使い分けられるのは意外に便利です。
印友舎「ドアPETAハンコ」
印友舎
ドアPETAハンコ
実勢価格:2365円
印友舎「ドアPETAハンコ」は、キャップに磁石が仕込まれていて、玄関ドアや冷蔵庫などに貼っておけます。これならなくす心配もありません。
以上、アナログ仕事をラクにするハンコの紹介でした。
ベストバイのシヤチハタ製にするだけで、長い間買い替えずにくっきり押すことができます。押しやすさも優秀な、おすすめの1本です。