merモデルとして活躍する、太田夢莉(NMB48)のアプリ版連載。コミュ障の彼女が「行かないとないもの」を探しに街へ繰り出し、新たな発見をみなさんにご紹介します。今回はフィルムカメラ屋『三葉堂寫眞機店』さんにお邪魔しました!
太田夢莉です。
こんにちは、おおたゆうりと申します。
皆さんは、カメラや写真はお好きですか?
私は今年に入り写真に興味を持ち始めて、ふだんから撮影でもカメラに興味津々。カメラマンさんを横からのぞきこんだりしています。
ネットでフィルムカメラの写真を見ていて好きになったんですが、カメラを始める前は「デジタルでもフィルムのような味のある写真が撮れるかも!」と思ってまずデジカメを買ったんです。
でもそれは難しいと知り、「やっぱりフィルムの味が好きだな、、欲しいな、、買おうかな、、でも何を買えばいいかわからないな」と迷っていました。そんなときに知り合いの方が教えてくださったのが『三葉堂寫眞機店』でした。
フィルムカメラといえば『三葉堂寫眞機店』
日暮里にある『三葉堂寫眞機店』さんは、フィルムカメラ好きの3人が集まって始めたお店。憧れのフィルムカメラが整理整頓されてズラーッと並んでいます。
店長の稲田さんと松田さんが接客を、この日は不在の佐藤さんがメンテナンスを担当しているそうです。
店員さんはみなさんフィルムカメラにとても愛を持っていらっしゃいます。新しく興味を持っている方のことも突き放すんじゃなくて、「カメラは楽しいよ! 一緒にカメラライフを楽しもう!」というようなスタンスが凄く暖かかったです。既にフィルムカメラを持っている方はお話に花が咲くと思いますし、最近興味を持ち始めたばかりの方も、こんなに暖かいお店なら何も恐れる事なく入店できると思います…!
フィルムカメラは種類によって色味や使い方が決まっていて、写真屋さんのレタッチ次第で写真の印象も大きく変わるので、自分のイメージをお伝えすることが大事だと知りました。
イメージすら沸かないという人でも、お店にあるフィルムカメラを実際に使わせてもらって選べるので安心でした。例えばピントの合わせ方など初心者でもわかりやすいように教えていただけるので、じっくりと時間をかけて慎重に選べます。
私も今回購入させていただきました! ハーフサイズカメラという、半分の面積を使って撮影するカメラです。通常なら横長の写真が1枚ですが、このカメラだと縦の写真が2枚撮れます!
画面サイズが半分になるので、撮影枚数は通常の2倍。同じ一本のフィルムでも、倍の枚数の写真を撮ることができてお得という利点がございます! さらに写真は縦が好きな私にとって「こりゃぴったりなものだ!」と思い、買わない理由はない!と思いました!
人と同じものは嫌だ!という方に、貼り革のサービスを行なっていて、その時にしかない色もあるそうです。私は抹茶色をお願いしたんですが、カメラに更に深みが出て、日本っぽさが気に入っています。
人見知りとか忘れて“フィルムカメラ”に夢中になれる場所でした。
店員さん同士の仲が良い雰囲気に飲み込まれて、人見知りの私も楽しくお話することができました! 「私はカメラに詳しくないし…」「写真を撮るのは好きだけど上手くはないし…」とネガティヴな考えだったんですが、もっとフィルムカメラを使ってみたいと思いました! 初心者の私でさえカメラを通して絆を感じ、そこに居心地の良さを感じました。
実は買ったフィルムカメラをまだ使っていないです。(笑)
フィルムって撮れる枚数が決まっているので無駄遣いは勿体無いかなと思うのと、すぐには撮った写真が見られないので、折角使うならどこかお出かけした時に使いたいなと思い温存しています…(笑)
店員さんと「外で撮影会をしたら絶対楽しい」というお話をしていたので、いつか行きたいです! どうか、宜しくお願い致します〜〜!
店舗詳細
『三葉堂寫眞機店』
■住所:東京都荒川区東日暮里5-32-6
■TEL:03-6884-4943
■営業時間:11:00〜19:00 (水・木曜は定休日)
■HP:https://www.mitsubado.com/
■Instagram:@mitsubadocamera
撮影/渡邉まり子
文/太田夢莉
サポート/祖谷美帆