スタン・リーは『スパイダーマン』の市民役から『マイティ・ソー バトルロイヤル』の理容師役まで、様々なマーベル映画にカメオ出演していました。
2018年11月12日(米国時間)、歴史上最も多作なアーティストの1人がこの世を去りました。スタン・リーはアメコミファンにとっての伝説的存在であり、1世紀近くに及ぶキャリアの後半では、多くの超大作映画ファンたちも魅了してきました。脚本家や編集者、発行者として、同世代のどんなクリエイターよりも多くの作品を世に送り出してきたのです。
1922年に生まれたリーは、マーベル・コミックスを作り上げ、この前例のないシリーズの編集長として、小さな出版社を米国のポップカルチャーの最大勢力の1つにまで成長させました。このマルチメディア企業に長年務めるなかで、彼は他のクリエイターたちと共にスパイダーマンからハルク、X-MENまで数え切れないほどの有名キャラクターたちを生み出してきました。
リーのキャラクターたちの映画が大ヒットするにつれ、監督たちはこのクリエイターを映画に出演させるようになります。こうして、太フレームのメガネと白い髭が印象的なリーは、自らが生み出した多くのコミックの実写映画にカメオ出演を果たしました。「スパイダーマン」シリーズや「X-MEN」などの2000年代前半のスーパーヒーロー映画は彼が初めて出演した映画というわけではありませんでしたが、ファン向けの遊び心として始まった彼のカメオ出演はその後、大手ハリウッドスタジオがこぞって取り入れる定番となりました。観客たちは、新たなアメコミ大作が上映される度に、大騒ぎでリーを探したのです(まるで「ウォーリーをさがせ」のように)。
今回の動画のなかでは、『スパイダーマン』での通りすがりの市民役から『「マイティ・ソー バトルロイヤル』でソーの散髪をする異星人役まで、リーの数々のカメオ出演をピックアップしました。
スタン・リーの存在と彼の作り上げたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)はいつまでも人々の心に残ることでしょう。
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Translation / Wataru Nakamura
Edit / Shun Yamanoi
※この翻訳は抄訳です。
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