おっぱい好きの男性にとっては朗報かもしれません。ある調査によると、「性行為の最中、男性がおっぱいに触れたいと思っているのと同じくらいの思いで、女性も男性に触れて欲しいと思っている」そうなのです。
性医学会誌「Journal of Sexual Medicine」の2006年の研究では、調査した女性の81.5%が「乳房または乳首への刺激が性的興奮を引き起こした(または高めた)」と回答していたのです…。
その発表されている研究のイントロダクション部分の執筆者であるロイ・レヴィン氏(セクシーな博士!)は、「この研究はこの手のものとしては初めての正式は研究と言えるでしょう。2006年にこの研究が発表されるまで、乳首と乳房への刺激について知っていたことはすべて“オピニオンベースのコメント”によるものだったのですから…」と述べています。
私(本記事の女性筆者)はレヴィン博士のいわゆる、「オピニオンベース=意見に基づいた」コメントという説明によって、性行為中に女性が「もっと!もっと!」と叫ぶことも当然のことだなと思いました。
調査対象となった女性のわずか7.2%だけが、乳房への刺激により性的興奮は下がったと言っているそうです。
問題にすべきことは、パートナーである男性に対し、自らのおっぱいをどのように扱ってほしいのかをきちんと伝えていないことと言えるでしょう。
映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』の中でジョン・ハムが、クリステン・ウィグのおっぱいを魔法球体のように擦り合わせている間、『彼は魔法をかけているんだ』と言い聞かせていたことをいつも思い出してしまうのです。
ですが…、そんなことよりもするべきことがあります。ここに女性目線から6つのことをピックアップしました。男性諸氏の皆さん、するべきことはこういうことになります。
【1】彼女のブラは,少しの間そのままにして様子をみましょう。
ブラというのはとても高価で、望んでいるようなブラを見つけるには(つまり、私たち女性の胸の見栄えを良くしてくれて、実際のサイズよりも1〜4倍大きくするといったものです)、おおよそ900種類以上試さなければならないということなのです。
女性は事実、こうした努力を重ねていることを理解しましょう。良いブラはセクシーな気分にさせてくれるものであり、着用している本人に自信も持たせてくれるものなのです。
それに私たちがもっとセクシーで自信を感じられれば、より良いセックスに繋がるということなので、皆さんにとっても大いに関係のあることでしょう。
ブラを外し、即座に床に投げてしまう…ようなことはせずに、少なくとも2秒間くらいは、外そうとしているブラからどのようにおっぱいを登場させるか? セクシーなシナリオづくりが必須となるのです。
【2】褒めましょう。
女性と一緒に裸になっていて、彼女のおっぱいが揺れていたら…それがどのように見えていたか、彼女に説明して「自信を持もちなよ」と褒めたたえたくなるものです。
ですが、おっぱいに対しての褒め言葉となると…、それは言わば洗練されたアートのようななのです。
女性の中には、自分のおっぱいのサイズについて真剣に気にしているのこともありますので…。大きいときに「でかい」(小さいときには「可愛い」)とストレートに形容するのではなく、あいまいなままに美しいポエム的な表現でほのめかすほうがいいでしょう。
とはいえ、あまりに訳の分からない表現になっても一挙に萎える可能性もあるので、例えば「最高」、「完璧」、または「素晴らしい」といった形容がシンプルながら深みのある言葉になるはずです。試してみてください。
【3】優しくしましょう。
やみくもにいじり回してしまっても、優しく触れている限りはとても気分が良いものだそうです。
「Journal of Sexual Medicine」の別の研究でも、乳首に触れることは「性器の感覚皮質が活性化する」という結果が出ているそうです。これはクリトリスに触れることによって、活性化されることと同じ脳の部分だそうです。女性の中には、乳首だけに触れることでオーガニズムに達する方もいるそうです。
ですが、彼女が望まない限りは乳首をつまんだり、つかんだりはしないほうがいいでしょう。乳首はクリトリスほど敏感ではありませんが、傷ついたりすると、冷静に(わりとクールに)痛さを感じさせるところでもあるので…。
【4】口を使っても控えめに。
私ももとは赤ちゃんでしたので、乳首を吸いたくなる理由も理解していると思っています。けれども、おっぱいを持っている身として言わせていただくと、興奮した感覚とお母さんプレー(幼児行動性愛)のような感覚には、紙一重ではありますがきとんとした境界線があることも弁えてください。
私にとってそのラインとは…、男性が私の乳首を「舐める」から「しゃぶる」方向へ転化した瞬間にあります。
初めて男性が私に「しゃぶっている」と思わせたときは、「あ…、この人はくわえてる」と思いました。そして、それで終わりだったのです。数秒間、乳首を舐められるのは気持ちがいいことですが、1分ともなると…それは母性が芽生え始めるわけです。
【5】おっぱいで遊ぶのは面白いことですが、セクシーなことではありません。
私自身は、「モーターボート(女性の胸に顔をうずめさせてもらうこと)」がやりたくなってしまう男性の衝動は理解できます。自分でできることならするでしょうし…きっと、いつだってやります。だって、すごく楽しそうじゃないですか。
でも「モーターボート」は、性的な部類でおっぱいに触れることとは異なるものになります。
「ホンカ・ホンカ(両手で女性の胸をつかみ、きつく握る遊び)」や「おっぱいボンゴ(文字通りおっぱいでボンゴを叩く遊び)」などと同じように、「モーターボート」は性行為をする気がないときは本当に面白いでしょう。
優しく触れたり、軽く舐めたりすることが性器の感覚皮質を活性化するさせるのであれば、「モーターボート」はまるっきり真逆のものになるのです。
【6】何て呼べばいいのかわからなければ、「おっぱい」と呼んでください。
では性行為中、女性のバストのことをなんと呼べばいいのでしょうか?
「バスト」「胸」では堅苦しいですね。一番、そんな状況にふさわしい言葉は、英語で言えば「boobs」だと、レヴィン博士はアドバイスしてくれます。(日本語で言うなら、「おっぱい」という表現がいいでしょう。ちょっと可愛らしく、これは言い方次第ですが、「お母さんプレー」を望んでいるとまでは思われない言葉ですので…)。
もし相手の男性が私のおっぱいのことを、「knockers(ノッカーズ(概して大きいものを指す)」なんて呼んだ日には、私はすかさずそのパートナーのものを、「Little Buddyリトルバディ(小さな人)」と呼ぶことでしょう。
実際、このように「おっぱい」は、大切な時間において重要な役割を担っていることが確認できたことでしょう。皆さん、ぜひ実践してください。
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From Men’s Health
Translation / Kazuhiro Uchida
※この翻訳は抄訳です。