私はアリサです。今日は妊婦健診のため、産婦人科にきています。
同じ会社のケイスケと結婚をして2年。このたび新しい命を授かることができ、これまで味わったことのない幸せをかみしめています。
そんな幸せな気持ちも束の間、旦那からお腹の子の性別を聞いた義母から、信じられないLINEが送られてきたのでした。
せっかく幸せな気分に浸っていたにもかかわらず、義母のLINEによって台無しです……。この返信はどうなのでしょうか……これから出産・育児のことを考えるのが怖いです……。
信じられない…!「跡取りが産めない嫁は役立たず」大声で恥ずかしい
気づけば先に女の子を2人産んでいる義姉(義兄嫁)のミホちゃんに連絡(LINE)をしていたのでした。
久しぶりに会うミホちゃんは10歳年上のお姉さん。現在小学2年生と年長の娘さんがいます。そんなミホちゃんはすでに義母とは絶縁状態。盆暮れ正月、法事もこないため、なかなか会う機会がありませんでした。しかし初めて会ったときから私と波長が合うためか、すごく話しやすくて居心地のいい人なのです。
ミホちゃんが産後の病室で義母の心無い言葉に唖然としていたら、近くで聞いていた看護師さんが助けてくれたこともあったそうです。
ミホちゃんも義母から相当嫌味を言われていたことがわかりました。本当に最低。旦那には産後の病室に義母がこないよう、伝えておこうと思いました。
「赤ちゃん助けて!」緊急の帝王切開……病室に来た義母の第一声は?
必死に歩行練習をしていると、ノックもせずに個室のドアが開きました。ずかずかと入ってきたのはなんと義母。信じられません。義母はノックもせずにいきなり病室に入ってきたかと思えば、出産をねぎらうこともなく罵倒が始まりました。なぜ出産直後の私がこんな目に……とにかく理解が追い付かないできごとでした。
信じられない発言「出産は痛みに耐えてこそ……母子揃って情けない」
マタニティブルーと重なり、信じられないくらい泣いてしまいました。義母に言われた数々の暴言を旦那に伝えながら、怒りと悲しみでぐちゃぐちゃに。おめでたい出産のはずなのに、なんで罵声を浴びなきゃならないの……!
義母がケガをして入院「嫁が2人もいるから、退院後の世話は任せる」
しかし罵倒から2日後、義母は救急車で運ばれたようなのです。
どうやら義母は買い物中、転んで骨折をしてしまったようです。お店の人が救急車を呼び、担ぎ込まれたのだとか。レントゲンの結果、大腿骨骨折。近々手術をするそうです。
義姉(義兄嫁)ミホちゃんが自宅を訪ねてくれました。
どこまでも自分本位な義母に笑いすらこみ上げてきます。近々ミホちゃんと最後の挨拶をしに行こうと思います。
「介護お断り」「絶縁します!」言われた言葉は一生忘れませんから!
その後、義母は要介護の認定を受けて退院。偶然空いていた近くの施設に入居することになったそうです。まあ……あんな調子の義母ですから、きっと施設の方や入居者の方に、早くも煙たがられているに違いありません……。
ま、知ったこっちゃないのですが! 余計なストレス元は排除できたことですし、とにかく今は子育てに専念したいと思います。