これは最近のお話です。私(ナミ)は2ヶ月前に待望の第一子を出産したばかり。はじめての育児に追われる毎日です。
義両親は車で1時間ほどのところに住んでいますが、ユナが生まれてからは毎週末のように顔を見に来てくれます。
そんなある日のこと……。
現在、生後2ヶ月のユナ。4ヶ月になる頃に首がしっかり座っているかの保証もないし、逆に寝がえりをしているかもしれません。そんな状態で結婚式にユナを連れていって、さらに親戚をもてなすという仕事までこなすなんて難しいのでは……と考えていました。
産後4ヶ月の身体で義妹の結婚式に来る親戚のおもてなしなんて……。しかし義両親は当日忙しいのは目に見えているし、家族として協力はしたい。だったら、やはり当日ユナを連れていくのは難しいだろうな。
きっと義両親もそう考えるはずだと思ったのですが……。
いったいこの人たちは何を根拠に「大丈夫」と言い張っているのだろう……。「大丈夫」と言いながら、きっと何も考えていないのだろうな、そう思えてきてしまいました。
私だって義妹の結婚をお祝いしたい気持ちはあります。だから親戚のおもてなし役も、文句も言わずに引き受けたのに。そのうえ生後4ヶ月のユナまで親孝行のために差し出せと?
安易に「ユナを結婚式に出席させて大丈夫」なんて言って欲しくありません。しっかりと2人で万全の対策をして、望みたいのです。
果たして私の出した条件に、旦那(コウジ)は何と答えるのでしょうか?
私は旦那にわかってもらおうと、深く話し合う結果になりました。
今回のことで義実家との関係を旦那と話し合うことができて良かったと思います。まだまだ完ぺきとは程遠いですが、義母からの要求をなるべく自分事として捉えて、対応してくれる姿も見られるようになってきました。
少しずつ「旦那」として、そして「父親」としての頼もしさを身に着けていってくれればと思っています。