天使と悪魔に独自の新解釈もミックスさせた創作マンガ
ーー新國みなみさんの漫画家としてのデビューのきっかけを教えて下さい。
ーー『魂の回収』は『AandD』シリーズの最新作ですが、まずはあらためてこのシリーズのご紹介をお願いします。
『AandD』は地上に住んでいる天使ハニエルと、その家に遊びに行くのが大好きな悪魔サタナキアのふたりを中心に描いた日常コメディです。聖書や民間伝承として伝わる天使と悪魔がたくさん登場する群像劇でもあり、シリアスなエピソードも存在します。男同士の親密な友情関係、いわゆる“ブロマンス”を要素として取り入れています。
ーー『魂の回収』のエピソードは、どのように生まれましたか?
ーー作品に対する読者からの反応で、特に印象に残った声があれば教えて下さい。
『魂の回収』に対しては「やむにやまれぬ事情で地獄行きになってしまった魂にも救いが用意されていて心が温かくなった」という感想がうれしかったです。シリーズ全体に対しては「久々にどっぷりハマれるマンガに出会えた」と言っていただけるのがありがたく、ファン同士で登場人物の心理や設定を掘り下げて語り合ったりしてるのを見ていると本当にうれしくなります。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
『AandD』は現段階でまだ構想の1割ほどしか形にできていないので、Twitterでは長く公開していくことになると思います。同時に出版社ともやり取りしていて単行本化を進めているので、書店でも買えるようにしていきたいです。そのほか企業とのコラボグッズ企画も進行中で、そういった外部からの持ち込み企画も積極的に受けていきたいと思っています。
(マグミクス編集部)